29日に開幕するテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)のシード順が24日に発表され、世界ランク5位の
錦織圭(日本)は第5シードとなった。日本のエース錦織は
松岡修造(日本)以来の日本人男子20年ぶりのベスト8、さらにはグランドスラム初の優勝を狙う。
【会場でしか買えない 全英タオル】先週のゲリー・ウェバー・オープンでは準決勝で左足ふくらはぎの負傷により途中棄権を余儀なくされ今大会への出場も危ぶまれていたが、超音波検査したところ問題はなかった。そのため、現在はリハビリと練習を行っている。
過去のウィンブルドンでは、昨年の4回戦進出が自己最高成績で、その時は
M・ラオニチ(カナダ)に敗れ8強入りとはならなかった。もし錦織が準々決勝へ進出した場合、グランドスラム4大会全てでベスト8進出を果たすことになる。
今大会の第1シードは昨年覇者で大会3度目の優勝を狙う王者
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードは3年ぶりの四大大会タイトル獲得に期待がかかる
R・フェデラー(スイス)、第3シードは2013年ウィンブルドンチャンピオンの
A・マレー(英国)、第4シードは今年の全仏オープンで優勝を飾った
S・ワウリンカ(スイス)となっている。
また、2008・2010年のウィンブルドンで優勝した
R・ナダル(スペイン)は第10シードとなった。過去10年のウィンブルドンで見ると、最も低いシード順位。
今大会の対戦表は、現地26日に発表される予定。
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