ユニクロは、男子テニス世界ランク5位の
錦織圭(日本)、同1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)、プロ車いすテニスプレーヤーの
国枝慎吾(日本)がウィンブルドンで着用するレプリカゲームウエア全5アイテムを、6月29日よりユニクロオンラインストアにて発売する。
ユニクロがウィンブルドンに合わせ、選手着用モデルのレプリカウエアを発売するのは、日本国内においては2012年以来3年ぶりとなる。
1877年に第1回大会が開催されたウィンブルドンは、130年以上の歴史を持つ格式の高い大会。1884年、女子シングルス部門の初代優勝者が「白」で揃えたウエアを着用していたことに由来し、試合に加え、練習の際も「白」のウエア着用が義務付けられている。
ユニクロはデザインに規定の多い中、少しでも選手がモチベーションを持ち試合に臨めるよう、大会を象徴する「緑」や「紫」といったカラーを取り入れ、各選手の個性をデザインに落とし込んだほか、機能面においても快適にプレーができるよう細部に工夫を施している。
錦織モデルには、襟ライン、そしてショートパンツの脇に「紫」のラインを配している。また、襟もとはジッパー仕様にし、プレイ中自分自身で体温の変化に合わせ、襟もとの空き具合を調節できるようにしている。また、脇下にはマチを取り、腕を大きく動かしても快適にプレイできようにしている。
▼錦織のレプリカウエア・ポロシャツ
▼錦織のレプリカウエア・ハーフパンツ
国枝選手は錦織と同デザインの∨ネックTシャツを着用し、試合に臨む。
▼ウィンブルドンモデルを着用する国枝慎吾
▼国枝着用のレプリカTシャツ
ジョコビッチのウエアは、「白」を基調としながらも、大会を象徴する「緑」と「紫」の2色のラインを、ラグランスリーブに沿って配している。機能面は全仏モデルに引き続き、プレイ中の不快感を軽減するため、プレイ中発汗が多い箇所に、通気性の高いメッシュ素材を配置し、ベンチレーションを工夫している。
▼ウィンブルドンモデルを着用するジョコビッチ
▼ジョコビッチのレプリカウエア・ポロシャツ
最も発汗量が多い背面には、俯瞰的に見て相手の弱点を突き、強さで畳み掛けるといった彼のプレイスタイルから連想された“鷹”が翼を広げたようなデザインを、編み目の大きさの異なるメッシュ素材を縫い合わせることで描いている。
素材は、各選手から絶大な信頼を得ている東レと共同開発の高機能素材「ドライEX」を引き続き使用。特殊なアーチ構造で、通常のドライ機能よりも更に高い吸汗速乾性を実現し、汗によるムレやベタつきを防ぎ、試合中でも心地よい肌触りを保つ。
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