29日から始まるテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)の本戦出場権をかけ、予選に日本勢男子から予選第4シードに
伊藤竜馬(日本)、予選第19シードに
ダニエル太郎(日本)、
西岡良仁(日本)、
杉田祐一(日本)、
守屋宏紀(日本)の5選手が出場する。
【会場でしか買えない 全英タオル】【伊藤竜馬】
今回予選第4シードで出場する伊藤竜馬は、昨年予選を3試合勝ち抜いて本戦入りを果たすも、1回戦で
S・ボレッリ(イタリア)に敗れて2回戦進出を逃した。
今回予選1回戦では、G・ラペンティ(エクアドル)と対戦する。
【ダニエル太郎】
予選第19シードで出場するダニエル太郎は、昨年のウィンブルドン予選に初出場し、予選1回戦で
R・ハリソン(アメリカ)に逆転を許し、本戦出場とはならなかった。
昨年の全米オープンで予選を勝ち上がり、グランドスラム初の本戦入りを果たし、先日行われた全仏オープンにも予選突破して四大大会2度目の本戦に出場した。
また、今季はチャレンジャーで2度優勝、世界ランキングも自己最高位となる123位を記録。
今回は予選1回戦で
A・ファリャ(コロンビア)と対戦する。
【西岡良仁】
西岡良仁もダニエル太郎と同様、昨年の全米オープンで予選を勝ち上がり、グランドスラム初の本戦入り。全仏オープンでも本戦入りを決め、本戦1回戦では
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に健闘するも勝利とはならなかった。
今回は予選1回戦で
A・ゲム(ブラジル)と対戦する。
【杉田祐一】
杉田祐一は、昨年のウィンブルドンで予選を勝ち上がり念願のグランドスラム初の本戦出場を決めた。
本戦1回戦ではビッグサーバーの
F・ロペス(スペイン)と対戦し、3度のタイブレークにもつれるも惜しくも2回戦進出を逃した。
その後もグランドスラムの予選に挑戦するが、本戦出場とはならなかった。
今回は予選1回戦でA・ワード(英国)と対戦する。
【守屋宏紀】
守屋宏紀は、今年の全豪オープンの予選3回戦で敗れて本戦入りを逃していたが、
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が怪我で欠場したため、ラッキールーザーで四大大会初の本戦入りとなった。
本戦では、
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)に敗れて本戦初の勝利とはならなかった。
今回は予選1回戦で
J・ウタ-ガルング(オランダ)と対戦する。
予選には伊藤竜馬、ダニエル太郎、西岡良仁、杉田祐一、守屋宏紀の5選手が出場するが、本戦にはストレートインで
錦織圭(日本)、
添田豪(日本)の2選手が出場することが決まっている。
しかし、日本のエース錦織は、ゲリー・ウェバー・オープンで左足ふくらはぎの痛みにより、
A・セッピ(イタリア)との準決勝を途中で棄権を申し入れた。
今回の棄権は、29日からのウィンブルドンを見据えた決断。
さらに今年のウィンブルドンには、錦織のコーチ
M・チャン(アメリカ)が帯同しないこととなっている。帯同しない理由として、妻のアンバーが第3子を授かっており、家族と共に過ごすためだとしている。
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