男子テニスの3日付ATP世界ランキングが発表され、先日行われたBNPパリバ・マスターズ決勝で、
M・ラオニチ(カナダ)を下して大会2連覇3度目の優勝を果たした
N・ジョコビッチ(セルビア)が、前回と変わらず1位となった。
《ジョコビッチ優勝の記事はこちら》年間王者を狙うジョコビッチは、BNPパリバ・マスターズの結果によってはシーズン獲得ポイントランキング2位の
R・フェデラー(スイス)と入れ替わる可能性もあったが、フェデラーは準々決勝でM・ラオニチに敗れたため、ジョコビッチがリードを広げる形となった。
《フェデラー 「問題ではない」》そして両者は11月9日からロンドンで開催されるATPツアーの最後を飾るATPワールドツアー・ファイナルで決着を着ける。
世界ランク1位のジョコビッチは、2012年のATPワールドツアー・ファイナル決勝でフェデラー、2013年は決勝で
R・ナダル(スペイン)を下して2連覇を達成した。今季は3年連続の年間王者を狙って最終戦に挑む。
その他上位陣は、1位がジョコビッチ、2位にフェデラー、3位にナダル、4位に
S・ワウリンカ(スイス)、5位に前回から2つ上げた
錦織圭(日本)、6位に2つ上げた
A・マレー(英国)、7位に2つ下げた
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、8位に決勝でジョコビッチに敗れるも準優勝を飾ったラオニチ、9位に
M・チリッチ(クロアチア)、10位に前回から4つ落とした
D・フェレール(スペイン)となった。
■関連記事■
・4強の錦織 トップ5入り果たす・デ杯決勝 仏メンバー決まる・ラオニチ「とても特別なこと」・錦織 最終戦出場「素直に嬉しい」・ワウリンカ 最終戦に不安残す
■関連動画■
・絶大な人気を誇った”稀代のハードヒッター”ゴンザレスを特集!・全米準Vの錦織が圧倒的な力を見せつけ今季3勝目!