国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ウィンブルドンで機械判定が作動せず

パブリュチェンコワ
パブリュチェンコワ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、女子シングルス4回戦が行われ、世界ランク50位のA・パブリュチェンコワが同51位のS・カルタル(イギリス)を7-6 (7-3), 6-4のストレートで下し9年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。この試合では、重要な局面で機械判定が作動しないまさかのトラブルが起きた。

>>PR 6/30(月)~7/13(日)「ウィンブルドンテニス」WOWOWで連日生中継!<<

>>【動画】明らかなアウトボールに機械判定が作動しなかった実際のシーン<<

>>サバレンカ、シフィオンテクら ウィンブルドン組合せ<<

34歳のパブリュチェンコワが同大会に出場するのは2年連続16度目。最高成績は2016年のベスト8となっている。

今大会は1回戦で世界ランク79位のA・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)、2回戦で第31シードのA・クルーガー(アメリカ)、3回戦で同53位の大坂なおみを下し4回戦に駒を進めた。

地元イギリスのカルタルとの顔合わせとなった4回戦の第1セット、両者2度ずつブレークを奪い合い、ゲームカウント4-4でパブリュチェンコワのサービスゲームとなる第9ゲームを迎えた。

このゲームでパブリュチェンコワがゲームポイントを迎えた場面でトラブルが発生。カルタルが放ったショットがアウトかに思われたがウィンブルドンが今年から導入している機械判定によるエレクトロニック・ライン・コール(電子線審)が作動しなかった。機械判定が導入されている大会ではチャレンジは認められいないが、主審もアウトの可能性があると判断しポイントを中断させた。

リプレーを確認すると明らかにアウトであったこのボールだったが、確認作業後、主審はエレクトロニック・ライン・コールが作動しなかったとしてポイントのやり直しという判断を下した。

エレクトロニック・ライン・コールが作動していれば、ポイントはパブリュチェンコワに入りキープが決まる場面だったが、やり直しのポイントはカルタルが獲得。そして、このゲームはカルタルがブレークした。

試合を左右する重要な局面でのトラブルだっただけにパブリュチェンコワはチェンジコートの際に「彼女は地元の選手だから何とでも言える。私はあなたたちにゲームを盗まれた」と怒りをあらわにした。

それでも、パブリュチェンコワは気持ちを切り替え相手のサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでブレークバックに成功。パブリュチェンコワはその後のタイブレークを制し先行すると、第2セットでは2度のブレークを果たしストレート勝ちを収め8強入りを決めた。

試合後の会見でパブリュチェンコワは問題の場面を振り返った。

「最初はボールがとても長く見えたから、本当に混乱した。プレーしようとしたが、かなり長くて、プレーするのも難しかった」

「システムがダウンしていたので、判定を待っていたが、ボールがインかアウトかと言われるだろうと思っていた。ところが代わりに『リプレイ』と言われた。特にあの瞬間は、とても困惑した。試合の非常に重要な瞬間だった」

「私は違う判定を予期していた。主審が主導権を握ることもあると思っていた。だから主審の席に座っている。主審はボールがアウトだったと言っていた。私はアウトになるだろうと思っていたが、そうはならなかった」

「インかアウトとコールするかもしれないと思っていた。しかし、代わりにリプレイと言われた。彼女が地元出身だから何か特別だったのかは分からないが、確かにあの場面は重要な瞬間だった」

「(試合後)説明を受けた。でも繰り返しになるが、システムダウンだと言われた。人為的なミスだ。誰にでも、いつでも起こり得ることだと理解している。でも、これは大きな試合で、大きなイベント。電子線審を導入し、多大な投資をしてきたわけだから、より良い判断を下すために、何か別の方法を検討する必要があると思う」

「(もし負けていたら)『ウィンブルドンが嫌いで、二度とここには来ない』と言っていたでしょう(笑)。いつも負けたときに言うように『芝生もウィンブルドンも嫌い』と言っていたでしょうね」

また、パブリュチェンコワは「サッカーのようにレビューシステムを導入すべきかもしれない」とも述べた。

トラブルを乗り越えたパブリュチェンコワは、準々決勝で第13シードのA・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。アニシモワは4回戦で第30シードのL・ノスコバ(チェコ)を下しての勝ち上がり。


■関連ニュース

・ウィンブルドン史上最速サーブ記録
・過去最高額 ウィンブルドン賞金一覧
・伊藤 あおい「モチベーションは賞金」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2025年7月7日7時42分)

その他のニュース

7月7日

ウィンブルドンで機械判定が作動せず (7時42分)

坂本怜 快進撃で2度目V (5時33分)

アルカラス 逆転勝ちで3年連続8強 (5時04分)

7月6日

前年女王が涙 3回戦敗退 (17時05分)

田畑遼 ウィンブルドンJr初戦敗退 (13時35分)

ボール貰える人気の男女混合団体戦! (13時01分)

男子シングルス大会、平日に開催! (12時46分)

坂本怜 シード勢に連勝でV王手 (11時36分)

驚きの勝利飯に会場どよめき (10時27分)

フェデラー超え快記録で16強 (9時14分)

錦織圭らに続き四大大会100勝達成 (8時09分)

チリッチ 熱戦制し8年ぶり16強 (6時56分)

ジョコ偉業 ウィンブルドン100勝 (6時03分)

7月5日

坂本怜 第1シード撃破し4強 (10時25分)

有言実行 わずか1分で勝利 (9時35分)

ウィンブルドン史上初!予選敗者が16強 (9時07分)

37歳 世界8位破る番狂わせで16強 (7時50分)

アルカラス 4年連続16強入り (7時07分)

7月4日

穂積絵莉ペア 接戦の末に敗退 (22時21分)

大坂なおみ 敗退に「動揺している」 (22時07分)

大坂なおみ 逆転負けで16強ならず (21時17分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsパブリュチェンコワ (19時03分)

波乱連発 シード半数以上が敗退 (10時41分)

逆転勝ちで5年連続3回戦へ (9時38分)

内島萌夏 ダブルスも初戦敗退 (8時25分)

チリッチ 世界4位撃破し3回戦進出 (7時35分)

シナー 快勝でウィンブルドン3回戦へ (5時50分)

【動画】坂本怜 サービスエースで優勝を決めた瞬間!お決まりの侍ポーズも披露! (0時00分)

【動画】明らかなアウトボールに機械判定が作動せず (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!