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男子テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は26日に開幕、シングルス1回戦が行われ、今季ここまでハードコートでは負けなしの第2シードR・ナダル(スペイン)がR・ハリソン(アメリカ)を6-4, 6-2, 6-2のストレートで下し、順当に初戦突破を果たした。
「1回戦というのは常に難しいもの。今日の状況は簡単なものではなかった。だから、こうして勝ち上がれた事には満足している。ストレートで勝利を飾れて、良いスタートが切れたと思う。」
膝の怪我から2月に復帰後、ハードコートでは3度のマスターズ大会で優勝しているナダル。うち2大会は今大会直前の北米でのハードコートシーズンに飾っており、2003年のA・ロディック(アメリカ)以来となるマスターズ1000での2大会連続優勝と全米オープン優勝の偉業に臨む。
そのマスターズ1000大会での優勝は、N・ジョコビッチ(セルビア)やR・フェデラー(スイス)との激闘を制してのタイトルだった。
「マスターズを2大会連続で優勝する中、素晴らしい選手と下すチャンスをしっかりものにして達成出来た事は、自分がかなりハイレベルなプレーが出来ている証拠。」
「でも以前のプレーと比べるのは難しい。今はただ良いプレーが出来ているという事。今のプレーに満足している。今がベストの状態かどうかはわからないけど、こうして勝てている事は本当に嬉しい事だね。」
ナダルは、今こうしてコートに立てる事への感謝の気持ちも忘れてはいない。
「今の自分にとっては、こうしてまたこの大会でプレー出来るチャンスに恵まれている事が最高のもの。大会前の練習もエンジョイして出来ているし、ここアーサーアッシュ・スタジアムでは2年ぶりの試合だったから、最高の気分さ。」
今大会の結果次第では、現在世界ランク1位のジョコビッチを抜いて再び頂点に立つ可能性があるナダル。
「常に向上し続けられたら、もちろんまたトップに立てるチャンスだってあると思う。今大会前に2度のマスターズ1000大会で優勝出来たからって、またこの大会でも良いプレーが出来るという保障はないんだ。」
「これは、また別の大会だからね。だから今は、毎日コートに立って、ボールを追いかけて更に良いプレーが出来るように努力するだけ。」
ナダルは3回戦進出をかけて、R・デュトラ・シルバ(ブラジル)とV・ポスピシル(カナダ)の勝者と対戦する。
この試合は月曜日に行われたが、悪天候のため試合途中で翌日へと順延が決まった。試合は、デュトラ・シルバがポスピシルを4-6, 3-6, 7-6 (11-9), 4-0と反撃を見せたところから再開する。
《全米オープン 対戦表》
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