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男子テニスツアーのデルレイビーチ国際テニス選手権(アメリカ/フロリダ州デルレイビーチ、賞金総額45万5775ドル、ハード)は27日、シングルス2回戦4試合が予定されていたが、悪天候に阻まれたため、全ての試合が翌日へ順延となった。
この日のセンターコートで行われたシングルスの最初の試合では、第8シードのX・マリス(ベルギー)が予選を勝ち上がったD・ムニョス-デラナバ(スペイン)との試合に登場したが、ゲームカウント2-2となったところで雨が降り始め、試合は一時中断。
しかし、その後も雨が止む事はなく、その試合も現地木曜日へと順延が決まり、その他予定していたシングルス2回戦全てが、試合開始を迎える事なく翌日へと順延が決まった。
当初予定されていた試合は、第2シードのT・ハース(ドイツ)対D・イストミン(ウズベキスタン)、第3シードのS・クエリー(アメリカ)対E・ガルビス(ラトビア)、I・ドディグ(クロアチア)対E・ドンスコイ(ロシア)のカードだった。
また、日本からは添田豪(日本)も出場しており、1回戦ではM・マトセビッチ(オーストラリア)をフルセットの接戦の末に下して2回戦へ進んだ。添田豪は、先週メンフィスで行われたアメリカ国際インドアテニス選手権の1回戦でもマトセビッチと対戦しており、その時はストレートで敗れていたため、今大会でそのリベンジを果たした。
添田豪はベスト8進出をかけて、第1シードのJ・アイズナー(アメリカ)と対戦する。206cmのアイズナーは、先週のメンフィスでは初戦敗退を喫していた。26日に行われた1回戦では、J・レヴィン(アメリカ)との同胞対決を7-6 (7-3), 5-7, 6-4で制して、2大会連続での初戦敗退を免れていた。
また、添田豪はA・ファリャ(コロンビア)と組んだダブルスにも出場していたが、26日行われた1回戦でR・ベランキス(リトアニア)/ E・ドンスコイ組の前に0-6, 2-6のストレートで敗れ初戦敗退を喫した。
今大会の優勝賞金は7万8000ドル。
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(翻訳・記事/弓削忠則)
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