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8月10日から16日にかけてカナダのモントリオールで行われる、今季6大会目のマスターズ1000シリーズであるロジャーズ・マスターズの主催者は、世界のトップ2であるR・フェデラー(スイス)とR・ナダル(スペイン)の出場を熱望している。
ナダルは、これまで負けなしで4連覇中だった全仏オープンの4回戦で、R・ソデルリング(スウェーデン)にまさかの敗退を喫して、その後に行われたウィンブルドンも2連覇がかかっていたが膝の怪我を理由に欠場し、その治療に専念している。
そのウィンブルドンで、A・ロディック(アメリカ)との壮絶な決勝戦を制して6度目の栄冠に輝いたフェデラーは、その優勝で再び世界ランク1位の座へ返り咲いた。そしてその直後から、自宅であるスイスはバーゼル近郊へ妻のミルカさんと戻り、第1子の出産準備に入っていると言う。
そのためロジャーズ・マスターズは、復帰戦が未だ未定のナダルと、第1子の誕生予定日が明らかにされていないフェデラーの両者が出場できない可能性がでてきてしまった。
しかし大会主催者であるユージーン・ラピエール氏は水曜日に行われた記者会見で、ナダルのチームから連絡があり、出場の可能性が高いことを知らされたとしている。
ナダルのスポークスマンは「ラファは、彼の理学療法士とフィジカル・トレーナーと共にモナコで集中的な治療を受けている。」と語り、復帰へ順調な回復を見せていることも加えていた。
フェデラーは、全仏オープンでの初優勝と、ウィンブルドンでのタイトル獲得の支えとなったミルカさんを、今度は彼女の出産をサポートするために付き添っているため、しばらくは試合に出場する予定はない。
トップ選手の出場は観客動員数にも大きく影響し、大会の成功にもつながるため、年間9回のマスターズ1000シリーズのビッグ・イベントの主催者としては、特に男子テニス界とリードするフェデラーとナダルの出場を希望するのは当然のこと。
すでにウィンブルドン準優勝のロディックに加え、A・マレー(英国)、N・ジョコビッチ(セルビア)の出場が決まっている。その出場選手リストにトップ2が加わるか、主催者側の願いは高まるばかりだ。
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