男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間6日(現地5日)、シングルス1回戦が行われ、世界ランク76位の
錦織圭が同58位の
J・ムナル(スペイン)を6-2, 5-7, 7-6 (7-3)のフルセットの激闘の末に下し、4年ぶり8度目の初戦突破を果たすとともに、公式戦で約1ヵ月ぶりの白星を飾った。錦織は試合後「体が動かなくて、諦めそうになりました」と語った。
>>【動画】錦織圭 激闘制し初戦突破!勝利の瞬間!<<>>錦織 圭vsアンベール 1ポイント速報<<>>錦織 圭、綿貫 陽介、ジョコビッチ、ズベレフら BNPパリバOP組合せ<<>>大坂 なおみvsオソリオ 1ポイント速報<<35歳で元世界ランク4位の錦織は、先月行われたダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP500)とデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)に出場するも2大会連続で初戦敗退に。その後2週間は大会に出場せず、調整に当てた。
今大会が約3週間ぶりのツアー大会出場となった錦織。同大会に出場するのは2021年以来4年ぶり12度目で、最高成績は2016年と2017年のベスト8となっている。
27歳のムナルとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、錦織はファーストサービス時に76パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず、リターンゲームでは2度のブレークを果たし先行する。
しかし第2セット、2度のブレークを奪った錦織だったが、サービスキープに苦戦し3度のブレークを許して1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、錦織は第3ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを取り左脚の治療を受ける。第5ゲームで今度は右脚を気にする様子を見せた錦織だったが、プレーは続行。状態が心配されたが、両者1度ずつブレークを奪い合い突入したタイブレークを制し、2時間57分で2回戦に駒を進めた。
なお、錦織が公式戦で白星を挙げるのは先月行われた国別対抗戦デビスカップ ファイナル予選1回戦「日本vsイギリス」(日本/兵庫、ブルボンビーンズドーム、ハード)の第5試合以来、約1ヵ月ぶりとなった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後の錦織のコメントを掲載している。
「簡単ではありませんでした。体が動かなくて、諦めそうになりました。第3セットではひどい痙攣がありましたが、なんとか立ち直って勝てたので、とても良い試合でした」
「最初から良いプレーができていたのはわかっていましたし、第2セットでは彼(ムナル)がチャンスをつかみましたが、それでも自分のテニスに満足していました」
「とにかく集中力を保つようにしました。第3セットでは彼の方がチャンスが多かったと思いますが、最後まで競い合い、戦おうとしました」
勝利した錦織は2回戦で第18シードの
U・アンベール(フランス)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、アンベールはこの試合が初戦となる。
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