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全仏OP決勝進出 フワリンスカとは?

フワリンスカ
フワリンスカ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間5日(現地4日)、女子シングルス準決勝が行われ、予選勝者で世界ランク114位のM・フワリンスカ(ポーランド)が第25シードのD・シュナイデルを7-6 (7-4), 6-4のストレートで破り、四大大会で初の決勝進出を果たした。なお、同大会で予選勝者が決勝進出を果たすのはオープン化以降で史上初の快挙となった。

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●マヤ・フワリンスカ 基本情報

ポーランド南部のドンブロヴァ・グルニチャ出身のフワリンスカは2001年10月11日生まれの24歳。左利きで身長は164cmの選手。

テニスを始めたのは7歳で、ジュニア時代にはポーランドのトップ選手の1人として活躍。2017年には全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ジュニアの女子ダブルスで、同じ2001年生まれのI・シフィオンテク(ポーランド)とペアを組み準優勝を飾っている。

しかし、プロ転向後は思うように成績を残せず苦戦。ツアー下部大会では優勝を飾るなどしていたが、ツアー大会では目立った成績を挙げられず、世界ランキングではトップ100入りも果たせていなかった。

また、2019年からうつ病に苦しみ、2021年には一時競技を離れ休養。その後、復帰している。

●今大会の快進撃

そのフワリンスカは今大会で一気にブレーク。

予選3試合を勝ち抜き本戦に初出場を果たすと、1回戦で世界ランク56位のジェン・チンウェン(中国)、2回戦で第23シードのE・メルテンス(ベルギー)、3回戦で同49位のM・サッカリ(ギリシャ)、4回戦で同92位のD・パリー(フランス)、準々決勝で第22シードのA・カリンスカヤ、準決勝で第25シードのシュナイデルと実力者を次々と撃破し、決勝進出を果たした。

予選勝者が決勝に進出するのはオープン化以降、同大会では史上初の快挙となった。四大大会においては2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で優勝を飾ったE・ラドゥカヌ(イギリス)以来、史上2人目となる。

また、フワリンスカが決勝に進出するのは四大大会はもちろん、ツアーレベルで今回が初。四大大会という大舞台でツアー初の決勝進出を果たすのは1997年の全米オープンでのV・ウィリアムズ(アメリカ)、2021年の全米オープンでのラドゥカヌに次ぎ、史上3人目。

さらに、全仏オープン初出場での決勝進出は、1971年のE・グーラゴン=コーリー(オーストラリア)、1973年のC・エバート(アメリカ)以来、53年ぶり史上3人目の快挙となった。

この大躍進には本人も驚いており、準決勝後のオンコートインタビューでは「何が起きているのか分かりません」と口にした。

●プレースタイル

フワリンスカのプレースタイルはロブやドロップショット、スライスショットなどを駆使する多彩なもので、ここまで強打の選手たちを翻弄してきた。

今大会前までは世界ランキングでトップ50の選手に勝ったことがなかったフワリンスカだが、今大会ではすでに4人のトップ50の選手を破っている。

●エピソード

予期せず予選から約3週間パリに滞在することになったフワリンスカは大会期間中にホテル代の支払いに苦労していることを明かしていたが、これを知ったポーランドの企業がホテル代の負担を申し出るという嬉しいサプライズが今大会中にあった。

●ウエア

ウエアのスポンサーが現在ついていないフワリンスカは今大会、ナイキ、オン、ラコステなど様々なブランドのアイテムを身に着けている。

>>【画像】様々なブランドのウエアを着て戦うフワリンスカ<<

●世界ランキング

今季の目標は世界ランキングでトップ100入りすることだったというフワリンスカだが、今大会で決勝に進出した時点で大会後に更新される世界ランキングでは20位前後となることが決まっており、仮に優勝すると15位前後になる見込みとなっている。

●決勝の相手

フワリンスカは決勝で第8シードのM・アンドレーワと対戦する。アンドレーワは準決勝で第15シードのM・コスチュク(ウクライナ)を下しての勝ち上がり。

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フワリンスカが世界ランキングトップ10の選手と対戦するのはこれが初めてとなる。

決勝は6日に行われる予定。


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