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世界6位に逆転勝ちで四大大会初の4強

コボッリ
コボッリ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、男子シングルス準々決勝が行われ、第10シードのF・コボッリ(イタリア)が第4シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を4-6, 6-4, 6-4, 6-4の逆転で破り、四大大会で初のベスト4進出を果たした。

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24歳で世界ランク14位のコボッリが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は昨年の3回戦進出となっていたが、今大会は3回戦まで1セットも落とさない安定した戦いぶりで勝ち上がり、4回戦では同85位のZ・スヴァイダ(アメリカ)を破って初の8強入りを決めた。

25歳で世界ランク6位のオジェ アリアシムとの準々決勝。強風の中で行われた第1セットでコボッリはショットの精度を欠いてミスが重なり、2度のブレークを許して先行される。

それでも、第2セット開始前にスタジアムの屋根が閉じられると流れは徐々にコボッリへ傾く。先にブレークを許したものの、得意のフォアハンドを軸に攻撃的なプレーを展開。2度のブレークを果たして1セットオールに追いつく。

続く第3セットでは、6本のブレークポイントをすべてしのぐ粘り強さを発揮したコボッリ。リターンゲームでは第7ゲームでブレークに成功し、勝利に王手をかける。

そして第4セット、コボッリは第5ゲームでブレークを奪い、サービスゲームではわずか5ポイントしか失わない安定感を見せる。最後まで集中力を切らさず3時間24分に及ぶ熱戦を制し、自身初の四大大会ベスト4進出を決めた。

試合後、コボッリは次のように語った。

「今日はまるで別々の2試合を戦ったような感覚だった。第1セットは風が非常に強く、とてもプレーしづらかった」

「少し考えを整理し、何かを変えるためにトイレへ行った。このコートは人生でプレーした中で最高のコート。自分の最高のテニスを出せるから。『これは人生最大のチャンスかもしれない。だから全力で戦わなければいけない』と自分に言い聞かせた。そして今日はそれを実行することができたよ」

また今回の勝利により、もう一方の準々決勝が世界ランク104位のM・アルナルディ(イタリア)と同105位のM・ベレッティーニ(イタリア)によるイタリア勢対決だったことから、四大大会男子シングルス史上初となる“イタリア人同士の準決勝”の実現が確定。その後、日本時間4日に行われた試合では、アルナルディが7-5, 5-2とリードした時点でベレッティーニが途中棄権し、準決勝進出を決めている。


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