女子テニスのBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000）は日本時間６日（現地５日）、シングルス１回戦が行われ、世界ランク５３位のＣ・オソリオ（コロンビア）が同５６位の大坂なおみを6-4, 6-4のストレートで下し、初の初戦突破を果たした。試合後のオンコートインタビューでオソリオは「夢が叶ったような気分」と喜びを語った。

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２３歳のオソリオは同大会の本戦に過去２度出場しているが、いずれも初戦敗退となっていた。

一方、２７歳の大坂が同大会の本戦に出場するのは２年連続６度目。２０１８年には優勝を飾っている。

この試合の第１セット、両者ともにキープを続け迎えた第９ゲームでオソリオはブレークを奪い先行。

続く第２セット、勢いに乗るオソリオは第１ゲームでいきなりブレークを奪うも、直後の第２ゲームでブレークバックを許す。しかし、第７ゲームで大坂のフォアハンドがサイドアウトとなり、このセット２度目のブレークに成功したオソリオがリードを守り切きって勝利を収めた。

試合後のオンコートインタビューでオソリオは、試合を振り返るとともに喜びを語った。

「夢が叶ったような気分。私はこのコートでプレーしたかったから、すごくワクワクしていたし、なおみのようなチャンピオンと対戦するのを楽しみにしていた。だから、勝ったなんて信じられない」

「雰囲気を本当に楽しんでいたし、それがすごく助けになったと思う。あとは、自分のベストを尽くしてプレーしようと思っていた。だから、１つ１つのポイントを楽しんでプレーしていたと思う」

なお勝利したオソリオは２回戦で、第２２シードのC・タウソン（デンマーク）と対戦する。今大会はシード勢が１回戦免除のため、タウソンはこの試合が初戦となる。

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