男子テニスで元世界ランク4位の
錦織圭は6日、現在行われている木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2026(日本/東京、ハード、ATP500)の会場でセレモニーに登場。現役引退を迎えた錦織はスピーチを行った。
>>【動画】錦織圭 現役最後の試合終える、偉大なキャリアに幕を下ろした瞬間<<36歳で今季限りでの現役引退を表明している錦織は今月1日、現役最後の公式戦となった木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2026(日本/東京、ハード、ATP500)の1回戦で敗れ、現役生活に幕を下ろした。
そしてこの日、錦織のこれまでの活躍を称えるセレモニーが行われ、錦織のほか、ジュニア時代に錦織を支援した盛田正明氏や錦織の元コーチである
M・チャン(アメリカ)氏らもかけつけた。
錦織はセレモニーでスピーチを行い、キャリアを振り返るとともに感謝を述べた。
【錦織圭 スピーチ全文】
皆さん、今日は本当にこのような時間を僕のためにわざわざ作って頂きありがとうございます。
先ほども挨拶してくれましたが、盛田会長の支援を受けて僕は13歳からアメリカに行って、自分1人で、友達もいましたけど行って、そこで切磋琢磨して強くなることができました。
こうやって自分がトップ10、トップ5に入ることができたのも、本当に周りのサポートがあってこそだと思っています。
会長を含めここにいる皆さんだけではなく、いろんなスタッフが僕自身のためにいろいろ力になってくれてここまで来られたので、その感謝を今伝えたいと思います。ありがとうございます。
そして特に自分の両親。お父さんは自分の趣味を全て捨ててまで、僕と公園でテニスを始めたり、お母さんはお父さんが僕に怒っている時に裏の方で優しく支えてくれたり、お姉ちゃんは公園で一緒にテニスを始めた仲で、僕が13歳から先ほどアメリカに行くって言いましたけど、お姉ちゃんが部屋で受験勉強をしている時に、僕は隣の部屋からどんどんどんどん叩いて嫌がらせをしたり、すごく迷惑をかけた部分もあったんですが、最初のライバルとしてお姉ちゃんが引っ張ってくれたのは今の僕のキャリアにすごく大事な時間だったと思うので、あの時はすいませんでした(笑)
そして本当に今、さっきの(セレモニーで上映されたキャリアを振り返る)動画を見ていても、すごい幸せだったなと(思います)。
自分は本当にテニス1本で、小さい頃から、5歳から始めましたけど、ずっとテニスが一番の夢で、グランドスラムを取る、1位になりたいという強い思いが小学校の頃からあったので、その夢をひたすら努力して、最後の大きな目標に向かって突っ走れたことというのは本当に幸せだったなと思っています。
小学生の時とかは友人が夢だったり目標だったり、そういうのがない子たちも見てきましたし、アカデミーの中では同じトップグループにいた選手たちがどんどんテニスをやめていくという姿を隣で見ていたので、その中でも自分が代表して頑張ってこられたのは、たくさんのみんなのおかげだったなって本当に思います。
テニスは大好きですし、まだまだやりたいとさっきの動画を見ていても正直思っていました。悔いもたくさん残っています。結果もやっぱりもうちょっと出したかったなって思いもあったし、(車いすテニスで元世界ランク1位の)国枝さんみたいに金メダル、グランドスラムを取りまくる、そんなことはできなかったですけど、でもすごく楽しいテニス人生を送れました。
これからまずはちょっと休ませてください(笑)
必ず何か戻ってきて、何かはします。これから日本のテニス、アジアのテニスがもっと強くなるように、自分のやれることはしたいですし、そういう未来をみんなで描けるように僕自身も助けられたらなと思います。
本当に皆さんありがとうございました。
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