男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間7日(現地6日)、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク80位の
J・フォンセカ(ブラジル)が同81位の
J・ファーンリー(イギリス)を6-2, 1-6, 6-3のフルセットで下し、同大会では初の初戦突破を果たした。
>>錦織 圭、ジョコビッチ、ズベレフら BNPパリバOP組合せ<<>>内島 萌夏、サバレンカら BNPパリバOP組合せ<<18歳のフォンセカは昨年行われた20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)で全勝優勝を達成。1月に行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では、予選3試合を勝ち抜き四大大会本戦初出場を決めるなど躍進した。
先月行われた、IEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)で優勝したフォンセカは、ATPツアーが創設された1990年以降、史上10番目に若いツアー大会優勝者となった。
1回戦の第1セット、第1セットでいきなりブレークに成功すると、第7ゲームで再びブレークを奪い先行した。
続く第2セット、ファーンリーがファーストサービス時のポイント獲得率91パーセントを記録しブレークを奪えず。サービスゲームでは2度のブレークを許しファイナルセットに突入。
迎えたファイナルセット、フォンセカは第3ゲームでブレークを許したが、その後2度のブレークを奪い2時間で2回戦に駒を進めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフォンセカのコメントが掲載されている。
「素晴らしいデビュー戦だったと思う、ここでプレーするのはすごく大変だった。風も強かったし、今までで一番大きなコートだったと思う。でも、今日の自分のプレーにはすごくワクワクしてるし、最後までしっかり戦えたのも嬉しい。ファイナルセットではブレークされて、状況は良くなかったけど、自分のプレーに集中し続けた。本当に満足してる」
勝利したフォンセカは2回戦で第13シードの
J・ドレイパー(イギリス)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ドレイパーはこれが初戦となる。
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