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キリオスに悲劇、涙の途中棄権

キリオス
(奥から)キリオスとファン・デ・ザンスフルプ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間7日(現地6日)、プロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手の救済措置)を利用して出場した世界ランク1099位のN・キリオス(オーストラリア)と同85位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)のシングルス1回戦が行われたが、キリオスは6-7 (7-9), 0-3の時点で右手首の負傷により途中棄権を余儀なくされた。

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29歳のキリオスは手首や脚の度重なる負傷に悩まされ2023年6月のボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)を最後に公式戦に出場できずにいたが、今季、約1年半ぶりに公式戦に復帰。

ここまでシングルスではツアー大会で2試合に出場し、世界ランキングでトップ100に入っている選手たちと対戦。白星こそないものの、プレーした6セットのうち5セットはタイブレークまでもつれるなど、復調の兆しをみせていた。

そして迎えた今大会の1回戦、この日も第1セットはタイブレークに突入。このタイブレークでキリオスは1度のセットポイントを握るもこれをものにできず、最後はバックハンドをネットにかけこのセットを落とした。

続く第2セット、第2ゲームでブレークを許したキリオスは序盤の3ゲームを相手に取られると、ここで右手首の負傷が悪化し目頭を押さえながら無念の途中棄権を選択。初戦敗退となった。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトに試合後のキリオスのコメントを掲載している。

「正直に言うと、今日プレーできるかどうか自信はなかった。2日前の練習で手首に痛みを感じて、練習を中断しなければならなかった。コートに出てもいいと思った。だが、だんだん悪化してきて、手首に鋭い痛みを感じ始めた」

キリオスは2023年9月に手首を手術しており、当時はドアノブを回したり車のドアを開けるなど日常的な動作も困難だった。この状況からツアーレベルの舞台までようやく戻ってきたキリオスが再び悲劇に見舞われた。

一方、ファン・デ・ザンスフルプは2回戦で第6シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ジョコビッチはこの試合が初戦となる。

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