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ジョコ撃破の金星「冷静だった」

ジョコビッチ、ファン・デ・ザンスフルプ
(左から)ジョコビッチとファン・デ・ザンスフルプ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間9日(現地8日)、シングルス2回戦が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク85位のB・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)が第6シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を6-2, 3-6, 6-1のフルセットで破る金星を挙げ、3年ぶり2度目の3回戦進出を果たした。ファン・デ・ザンスフルプは試合後「試合中はずっと冷静だったと思う」と語った。

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29歳のファン・デ・ザンスフルプは今大会に予選から出場するも予選決勝で敗退。しかし、本戦に欠場者が出たことでラッキールーザーとして5年連続5度目の本戦出場を果たすと、1回戦ではプロテクトランキング(負傷などにより長期離脱した選手の救済措置)を利用して出場した世界ランク1099位のN・キリオス(オーストラリア)の途中棄権により、2回戦に駒を進めた。

2回戦は同大会で過去3連覇を含む5度の優勝を経験している世界ランク7位のジョコビッチとの顔合わせに。

2回戦の第1セット、ファン・デ・ザンスフルプはファーストサービス時に85パーセントの確率でポイントを獲得しジョコビッチに1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度のブレークを奪い先行する。

しかし第2セット、ジョコビッチに2度のブレークを奪われたファン・デ・ザンスフルプは、その後1度ブレークを返したものの追いつくことはできず、試合はファイナルセットに突入する。

それでもファイナルセット、ファン・デ・ザンスフルプは14本のアンフォーストエラーを犯したジョコビッチから2度のブレークに成功。2時間1分で同大会2度目の3回戦進出を果たした。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにファン・デ・ザンスフルプのコメントを掲載している。

「試合中はずっと冷静だったと思う。第2セットはとても厳しく、彼(ジョコビッチ)は大きくリードした。しかし、(1つブレークを返し)5-3に持ち込んで勢いを少し取り戻すことができたのは良かったと思う。第3セットではサーブで1、2ゲームを取ることができていいスタートが切れた。その後ブレークして再びリードできた。試合に臨んで冷静さを失えば、特にビッグプレーヤー相手には本当に厳しい1日になるのは分かっている。それは僕が常にうまくやろうとしていることの1つだ」

勝利したファン・デ・ザンスフルプは3回戦で第25シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。セルンドロは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク109位のM・マクドナルド(アメリカ)を下しての勝ち上がり。

一方、敗れたジョコビッチはこれで2大会連続の初戦敗退に。また、2018年に全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、BNPパリバ・オープン、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)の3大会で3連敗を喫して以来、7年ぶりにマッチ3連敗を記録した。


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