珍事 ミスで初心者がプロ大会出場

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女子テニスのツアー下部大会であるW35 ナイロビ(ケニア/ナイロビ、クレー、ITF)が開催されているケニアのテニス協会であるテニス ケニアは8日に声明を発表。同大会に出場したH・アブデルカデル(エジプト)にワイルドカード(主催者推薦)を与えたことをミスと認めた。

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ことの発端は7日に行われた同大会の1回戦。プロ大会初出場となったアブデルカデルが世界ランク1026位のL・シェーデル(ドイツ)と対戦したが、アブデルカデルはぎこちない様子でプレー。ルールを把握していないのか、時折サービスやリターンのサイドを間違えシェーデルに指摘される場面もあった。

アブデルカデルはサービスを入れることができず20本のダブルフォルトを記録。試合を通じて3ポイント(うち2ポイントはシェーデルのダブルフォルト、1ポイントはシェーデルのアンフォーストエラー)しか獲得できず、わずか37分で1ゲームも獲得できず0-6, 0-6で敗れた。

試合後、アブデルカデルの初心者のようなプレーは瞬く間にSNSで拡散され、なぜ1度もプロの大会に参加したことのないアブデルカデルが同大会に出場できたのか疑問の声が上がっていた。

そして8日、多くの批判の声を受けたテニス ケニアは今回の件のについて声明を発表。テニス ケニアは当初本戦のワイルドカードを得ていた選手が予選に出場することを選択し、急遽本戦のワイルドカードが1枠空く事態となったと説明。

その際にワイルドカードを申請していたのがアブデルカデルのみであり、適切なレベルの競技経験を有しているという同選手から提供された情報に基づき、アフリカにおけるテニスの発展を支援しつつ、バランスの取れた充実した出場枠を維持するという観点から同選手へのワイルドカードの発行が決定されたという。

テニス ケニアは声明でアブデルカデルに「ワイルドカードを付与すべきではありませんでした」とミスを認め「この経験を真摯に受け止め、このような極めて稀な事態が二度と起こらないよう努めます」とした。

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(2026年1月9日11時22分)
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