テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会2日目の28日に気温が40度近くまで達したため、大会側がエクストリーム・ヒート・ポリシーを発表した。
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エクストリーム・ヒート・ポリシーとは、男子の試合で第3・第4セット終了後に10分の休憩時間を設けるというもの。
この日は気温と湿気が高い中で男子シングルス1回戦が行われるも、6選手が途中棄権した。
第21シードの錦織圭は夕方過ぎに1回戦が始まったため酷暑を回避できたが、試合後の会見では「フロリダの夏みたいな、ちょっとおかしな天候だった。色んな選手が倒れていた。みんな人間なので大変です」とコメントした。
改善策について問われると「どんなルールがあっても無理です。(セット間に)10分あっても邪魔になるだけだし、リズムが崩れるし。全部インドアにして冷房効かせるしか・・・」と自身の見解を示した。
また、2020年に行われる東京オリンピックでの気候については「僕らは鍛えているので何とかなりますが、楽しみで来ている人が体調崩しちゃうのが1番怖いです」と述べた。
初戦を快勝した錦織は、2回戦で元世界ランク6位のG・モンフィス(フランス)と対戦する。
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