テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は7日、男子シングルス3回戦が行われ、第15シードの
N・キリオス(オーストラリア)は第24シードの
錦織圭に1-6, 6-7 (3-7), 4-6のストレートで敗れ、2016年以来2年ぶり4度目のベスト16進出とはならなかった。
>>錦織vsガルビス 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<今大会の1回戦で
D・イストミン(ウズベキスタン)に42本ものサービスエースを叩き込むなど芝での戦いを得意とするキリオスだったが、この日は序盤から錦織に主導権を握られた。第2セットはタイブレークへ持ち込む粘りを見せたが第3セットは第10ゲームでブレークを許し、1時間37分で力尽きた。
試合後の会見では「今日の朝は最高だった。ボールもしっかり打てた。コートへ立つとすぐにいい気分ではなくなった。それが何だったかは分からない。いつも彼との対戦はタフ。今日、自分はいいプレーではなかった。フットワークは最悪で、悪い日だったと思う」と振り返った。
「ちょっと緊張していた。色々気になっていた。今日は多くのことで苦しんだ。落ち着かなかった。明らかに最初のゲームでブレークされたのはよくなかった。パニックになってしまった。全てがうまくいかなかったと思う。何と言えばいいか分からない」
錦織については「彼(錦織)はいいプレーをしていた。ほとんどの場合、自分のサービスをラケットで触れなかったり、ボールを返すことができていない。彼はリターンがとてもよかった」と脱帽した。
今後は1週間の休養を取る予定と明かしたキリオスは「落胆している。もちろん、腹立たしい。もっといいプレーをしたかった。ほとんど何もできなかった。本当に落ち込んでいる。負けたことが現実」と悔しさをあらわにした。
一方、2年ぶり3度目のベスト16進出を果たした錦織は、4回戦で世界ランク138位の
E・ガルビス(ラトビア)と対戦する。予選から勝ち上がってきた元世界ランク10位のガルビスは、3回戦で第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)をフルセットで破っての勝ち上がり。
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2018年7月2日(月)~7月15日(日)
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