女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は日本時間5日(現地4日)、シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク85位の
V・エムボコ(カナダ)が同51位の
J・ブザス・マネイロ(スペイン)を6-4, 6-2のストレートで下し、WTA1000の大会で初のベスト4進出を果たすとともに、オープン化以降、カナダ勢では同大会の準決勝進出者として最年少記録を更新した。
>>大坂 なおみvsスビトリナ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ ナショナル・バンクOP組合せ<<>>【賞金】18歳エムボコ 4強入りでいくら稼いだ?<<今季期待の若手として注目を集めている18歳のエムボコは、本戦初出場となった今大会、1回戦で世界ランク79位の
K・ビレル(オーストラリア)、2回戦で第23シードの
S・ケニン(アメリカ)、3回戦で同39位の
M・ブズコバ(チェコ)、そして4回戦では第1シードの
C・ガウフ(アメリカ)を破る大金星を挙げ準々決勝へ駒を進めた。
22歳のブザス・マネイロとの顔合わせとなった準々決勝、エムボコは3度のブレークポイントを握られるも1ブレークに抑え、自身は2度のブレークを奪って先行。続く第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークを許したものの、その後3度のブレークを果たし勝利を収め、WTA1000の大会で初の準決勝へ駒を進めた。
また、この勝利によりエムボコは、1970年以降の同大会で準決勝に進出したカナダ選手としては
B・アンドレースク(カナダ)に次ぐ2人目となり、オープン化以降では最年少記録を更新した。
勝利したエムボコは準決勝で第9シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。ルバキナは準々決勝で第24シードの
M・コスチュク(ウクライナ)と対戦したが、第2セットの途中でコスチュクが棄権したため、思わぬ形でベスト4進出を決めた。
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