男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は日本時間6日(現地5日)、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
T・フリッツ(アメリカ)が第6シードの
A・ルブレフを6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下し、初のベスト4進出を果たした。この試合でフリッツは自己最多タイとなる20本のサービスエースを放った。
>>【動画】強烈なサービスエースで勝利するフリッツ!<<>>錦織 圭vsカラベリ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみvsタウソン 1ポイント速報<<27歳で世界ランク4位のフリッツが同大会に出場するのは5年連続7度目。最高成績はベスト16となっていた。
今大会は初戦の2回戦で
R・カルバレス バエナ(スペイン)、3回戦で第27シードの
G・ディアロ(カナダ)、4回戦で第19シードの
J・レヘチカ(チェコ)を下し準々決勝へ駒を進めた。
27歳で世界ランク11位のルブレフとの顔合わせとなった準々決勝、フリッツは3セットマッチでは自己最多タイとなる20本のサービスエースを放つなど冴え渡り、リターンゲームでも2度のブレークに成功。第1セットを先取すると、第2セットでは5-4で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチで、この試合初のブレークを許しタイブレークに突入。それでも要所で集中力を切らさず、1時間21分で勝利を収めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフリッツのコメントが掲載されている。
「あのゲーム(第2セットの第10ゲーム)は本当にグラグラだった。彼(ルブレフ)も僕もずっと簡単にキープできていて、落ち着いた展開だった。なのに突然、準決勝をかけたサービスゲームになって、プレッシャーが一気に襲ってきた。正直、頭がちょっと真っ白になったよ」
「それでも唯一できるのは、そこから戻ってきてセットを取ることだった。もしあれで負けてたらすごく悔しかったけど、勝ったからそこまで悪くは感じないね」
勝利したフリッツは準決勝で第4シードの
B・シェルトン(アメリカ)と対戦する。シェルトンは準々決勝で第9シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
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