テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は26日、女子シングルス1回戦が行われ、2年ぶりのタイトル獲得を狙う第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が世界ランク190位の
A・フラヴァコバ(チェコ共和国)を6-2, 6-3のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
両者は今回2度目の対戦となり、セリーナは対フラヴァコバ戦を2戦全勝とした。
試合を通して、セリーナはフラヴァコバに圧倒的な強さを見せた。第1セットでフラヴァコバに1度のブレークを許すも、その後はブレークをする隙を与えず常に主導権を握り、強烈なサービスとストロークで圧倒した。
第1セットで、フラヴァコバのロブをとろうと後ろに下がったセリーナは、そのボールを空振りして身体に当たってしまうという珍しい凡ミスを犯し、会場からはどよめきと笑いが湧き、セリーナ自身も大笑いしてしまう場面もあった。
しかし、そこで集中力を切らさなかったセリーナは、わずか59分で勝利し、2回戦進出を決めた。
勝利したセリーナは、2回戦で
AL・フリードサム(ドイツ)と対戦する。
セリーナは過去の全仏オープンで、2002・2013年の2度優勝を果たしているも、昨年は2回戦で
G・ムグルサ(スペイン)に敗れた。今大会では2年ぶり3度目のタイトル獲得を狙う。
>>全仏オープン女子ドロー表<<
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