女子テニスツアーのWTAプレミア大会であるBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額2,183,600ユーロ/優勝賞金400,250ユーロ)は12日、女子シングルス2回戦が行われ、大会3連覇を狙う第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)が
A・パブリュチェンコワ(ロシア)を6-1, 6-3のストレートで快勝し、順当に3回戦進出を決めた。
両者は今回が5度目の対戦となり、セリーナはパブリュチェンコワとの対戦成績を5勝0敗とした。
この試合、セリーナは角度あるショットでオープンコートを作ってポイントに繋げ、第1セットを先取。第2セットではファーストサービスの確率を上げ、3度のブレークに成功。最後はセリーナがパブリュチェンコワの頭上を越すショットを放ち、それをパブリュチェンコワがスマッシュで返しきれずに1時間2分でセリーナが勝利をおさめた。
3回戦でセリーナは、第13シードの
S・エラーニ(イタリア)と
C・マーケイル(アメリカ)の勝者と対戦する。
女王セリーナは、過去同大会で2002年に大会初優勝を飾っており、その後は2013年と2014年で大会2連覇を果たしている。今回は大会3連覇を狙う。
先日行われたムチュア・マドリッド・オープン女子では、準決勝で
P・クヴィトバ(チェコ共和国)に敗れて決勝進出を逃した。
また、それまで今季の対戦成績は20勝0敗となっていたが、ムチュア・マドリッド・オープン女子でクヴィトバに敗れて今季初めて敗戦を喫した。
《セリーナ 今季初めて敗れる》
■関連ニュース■
・セリーナ 勝因は1杯のコーヒー・優勝のセリーナ「誇りに感じる」・セリーナ「本当に不思議な気分」
■最新ニュース■
・BNLイタリア国際 ドロー表・7位転落ナダル 心境語る・ジョコビッチ 連覇に向け前進