男子テニスツアーのATPワールド・ツアー250大会であるエストリル・オープン男子(ポルトガル/エストリル、クレー、賞金総額494,310ユーロ/優勝賞金80,000ユーロ)は2日、シングルス準決勝が行われ、第7シードの
N・キリオス(オーストラリア)が
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を5-7, 7-6 (7-2), 6-3のフルセットで下し、ツアー初の決勝進出を果たした。決勝では、第5シードの
R・ガスケ(フランス)とツアー初タイトル獲得へ向けて対決する。
両者は今回が初の対戦となった。
第1セット、キリオスは1度のブレークチャンスをものに出来ず、カレノ=ブスタに1ブレークを許して第1セットを落とす。
続く第2セットでは、両者サービスキープのままタイブレークまでもつれ込むが、キリオスが多彩なプレーで翻弄し、7-2で取り返す。
ファイナルセット、キリオスはファーストサービスを75パーセントの確率で入れてカレノ=ブスタにブレークの隙を与えず、自身は2度のブレークに成功。最後はラリーの末にカレノ=ブスタのフォアハンドがアウトし、1時間59分でキリオスは勝利を手にした。
試合を通して、キリオスは15本ものサービスエースを決め、ファーストサービスが入った際に86パーセントと高い確率でポイントを獲得した。
キリオスは今回勝利したことにより、ツアー初決勝進出を果たした。
決勝では、同日に行われた準決勝で2時間越えの接戦の末、
G・ガルシア=ロペス(スペイン)に勝利した第5シードのガスケとツアー初タイトル獲得へ向けて激突する。
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