男子テニスで3月12日から行われるBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額6,267,755ドル、優勝賞金5,381,235ドル)に、今年1月に左手首の怪我から復帰した
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が主催者推薦枠で出場することが決まった。
デル=ポトロは2014年2月末のドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子の1回戦で、左手首の痛みが酷いということで途中棄権を申し入れ、翌月の3月にはアメリカはミネソタ州で手術を受けた。2014年シーズンはそれ以降、試合に出場していなかった。
その後はリハビリを受け、徐々に練習も再開して今年1月に行われたアピア国際シドニーで約11ヶ月ぶりとなるツアー復帰。準々決勝で
M・ククシュキン(カザフスタン)に敗れるも、
F・フォニュイーニ(イタリア)を逆転の末に下してベスト8進出を果たした。
《デル=ポトロ 約11ヶ月ぶり復帰》しかし、その後は全豪オープンにも出場する予定だったが、痛みを取り除く手術を受けてリハビリに励んでいた。
《デル=ポトロが再手術》過去同大会でデル=ポトロは、2013年に
A・マレー(英国)、
N・ジョコビッチ(セルビア)らを下して決勝進出しており、決勝では
R・ナダル(スペイン)に敗れるも準優勝を果たしていた。
昨年は怪我のため欠場している。
また、今大会の主催者推薦枠には、デル=ポトロの他に
T・スミチェク(アメリカ)、
R・ハリソン(アメリカ)、
D・クドラ(アメリカ)、
A・クライチェック(アメリカ)、女子では
N・ギブズ(アメリカ)、
T・タウンセンド(アメリカ)、
G・ミン(アメリカ)、L・チリコ(アメリカ)、
S・ヴィケリー(アメリカ)、
D・ヴェキッチ(クロアチア)、そしてベテランの
B・マテック=サンズ(アメリカ)も主催者推薦枠で出場する。
女子で最後の主催者推薦枠が与えられたのは世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)で、2001年以来14年ぶりに戻ってくる。
《女王セリーナ 14年ぶりに出場》
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