テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は24日、男子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が元世界ランク7位で第31シードの
F・ベルダスコ(スペイン)を7-6 (10-8), 6-3, 6-4のストレートで下し、同大会9年連続の4回戦進出を決めた。
両者は過去に10度対戦しており、今回が11度目の対戦。ジョコビッチはベルダスコとの対戦成績を7勝4敗と差を広げた。
この試合、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に82パーセントと高い確率でポイントを獲得、43本のウィナーを放った。
第1セットは両者サービスキープでタイブレークとなり、ベルダスコが2本連続でバックハンドストロークをミスしてジョコビッチがタイブレークを10-8でものにした。
その後はジョコビッチが第2・第3セットと1度ずつブレークに成功し、ベルダスコに1度もブレークを許さず、2時間20分で勝利した。
4回戦でジョコビッチは、第19シードの
J・イズナー(アメリカ)を7-6 (7-4), 7-6 (8-6), 6-4で下して
G・ミュラー(ルクセンブルグ)と対戦する。
過去同大会でジョコビッチは、過去同大会で2008年に
JW・ツォンガ(フランス)を下して初優勝を飾り、その後2011年は
A・マレー(英国)、2012年は
R・ナダル(スペイン)、2013年はマレーを下して大会3連覇を達成している。
《ジョコビッチ3連覇の記事はこちら》昨年は準々決勝で
S・ワウリンカ(スイス)に4時間の大接戦の末に敗れ、オープン化以降初となる4連覇を阻まれた。
ジョコビッチは今大会、1回戦で予選勝ち上がりの
A・ベデネ(スロベニア)、2回戦で
A・クズネツォフ(ロシア)、今回3回戦でベルダスコとすべてストレートで下して4回戦進出となった。
一方、敗れたベルダスコは、今大会の1回戦で
J・ワード(英国)、2回戦で
添田豪(日本)を下してジョコビッチとの3回戦に駒を進めたが、王者ジョコビッチに敗れて4年ぶりの4回戦進出とはならなかった。
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