テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は23日、男子シングルス3回戦が行われ、
D・セラ(イスラエル)は第3シードの
R・ナダル(スペイン)に1-6, 0-6, 5-7のストレートで敗れ、4回戦進出とはならなかった。
《セラvsナダル 全豪オープン3回戦》試合は序盤からナダルの一方的なものだった。第1セットをあっさり取られ第2セットも4ゲームを連取されたセラは次のゲームで鮮やかなパッシングショットを放った。しかしナダルはそのボールに対してチャレンジを要求すると、ビデオ判定ではボールはコートの外に落ちていた。
やっと奪ったかと思ったポイントを覆されたセラは天を仰ぐと、あたかも「1ポイントくらいくれても良いじゃないか。」と言う仕草を見せ、ナダルや観客の笑いを取っていた。
「観客はお金を払って来てくれているのに、45分くらいで試合を終わらせたくなかったから、何かしたかったんだ。何か楽しんでもらえる事をね。」とセラはその時の気持ちを語っていた。
勝利したナダルは4回戦で第24シードの
R・ガスケ(フランス)を6-4, 7-6 (7-3), 7-6 (8-6)のストレートで下した第14シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。
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