オフシーズンにアジアで初めて開催されるエキシビションであるインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(IPTL)は4日、シンガポールで行われ、
M・チリッチ(クロアチア)や
G・イバニセビッチ(クロアチア)、
C・ウォズニアキ(デンマーク)を擁するUAEロイヤルズと
T・ベルディヒ(チェコ共和国)や
P・ラフター(オーストラリア)、
S・ウィリアムズ(アメリカ)、
A・アガシ(アメリカ)擁するシンガポール・スラマーズが対戦した。
このエキシビションはフィリピンのマニラから始まり、シンガポール、インドのニューデリー、アラブ首長国連邦のドバイへと会場を移し、12月13日まで行われる。
UAEロイヤルズ対シンガポール・スラマーズの対戦結果は以下の通り。
●UAEロイヤルズ vs.
○シンガポール・スラマーズ 25-27
1.●C・ウォズニアキ vs
○S・ウィリアムズ 5-6
2.●
N・ジモニッチ(セルビア)/
K・ムラデノヴィック(フランス)組 vs
○T・ベルディヒ/ S・ウィリアムズ組 4-6
3.○G・イバニセビッチ vs
●P・ラフター 6-4
4.●M・チリッチ vs
○T・ベルディヒ 4-6
5.○
L・ヒューイット(オーストラリア)/
N・キリオス(オーストラリア)組 vs
●N・ジモニッチ/ M・チリッチ組 6-5
UAEロイヤルズはこの試合からウォズニアキが出場。
当初はシングルスとミックスダブルスに出場を予定していたがシングルスのみの出場となった。
シングルスでは親友であり対戦相手としては相性が悪いセリーナとの対戦となり、この日も接戦の末に敗れた。
試合形式は男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの5試合を6ゲーム先取の1セットマッチで行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
試合に勝利したチームは4ポイントを獲得し、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが最も高いチームが優勝となる。
ルールはノーアドバンテージ、ゲームカウント5-5の場合はタイブレークでは無く、5分間のシュートアウト方式(延長戦)を採用し、5分後に多くポイントを獲得している選手の勝利となる。
また、パワーポイントというシステムが導入され、試合中にリターン側が宣言して行うもので、次のポイントが2倍になる。パワーポイントは各試合で1度使う事ができる。また試合中にタイムを要求する事もできる。
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