オフシーズンにアジアで初めて開催されるエキシビションであるインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(IPTL)は30日、フィリピンのマニラで行われ、
A・マレー(英国)や
M・シャラポワ(ロシア)、
C・モヤ(スペイン)を擁するマニラ・マーヴェリックスと、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)や
P・ラフター(オーストラリア)、
S・ウィリアムズ(アメリカ)擁するシンガポール・スラマーズが対戦した。
このエキシビションはフィリピンのマニラから始まり、シンガポール、インドのニューデリー、アラブ首長国連邦のドバイへと会場を移し、12月13日まで行われる。
マニラ・マーヴェリックス対シンガポール・スラマーズの対戦結果は以下の通り。
○マニラ・マーヴェリックス vs.
●シンガポール・スラマーズ 27-19
1.○
M・フィリプーシス(オーストラリア) vs
●P・ラフター 6-2
2.○
JW・ツォンガ(フランス)/
TH・フェイ(フィリピン)組 vs
●
N・キリオス(オーストラリア)/ T・ベルディヒ組 6-5
3.○
K・フリッペンス(ベルギー)/ A・マレー組 vs
●S・ウィリアムズ/
L・ヒューイット(オーストラリア) 6-1
4.●K・フリッペンス vs
○S・ウィリアムズ 3-6
5.○A・マレー vs
●N・キリオス 6-5
レジェンドシングルスではフィリプーシスとラフターによるオーストラリア対決となり、公式戦の対戦成績では1勝3敗と負け越していたフィリプーシスが勝利をあげた。
フィリプーシスはスカッド・サーブと呼ばれた高速サーブを武器にシングルス11勝、世界ランク8位にまで上り詰めている。
試合形式は男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの5試合を6ゲーム先取の1セットマッチで行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
試合に勝利したチームは4ポイントを獲得し、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが最も高いチームが優勝となる。
ルールはノーアドバンテージ、ゲームカウント5-5の場合はタイブレークでは無く、5分間のシュートアウト方式(延長戦)を採用し、5分後に多くポイントを獲得している選手の勝利となる。
また、パワーポイントというシステムが導入され、試合中にリターン側が宣言して行うものもので、次のポイントが2倍になるもの。各試合で1度使う事ができる。また試合中にタイムを要求する事もできる。
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