オフシーズンにアジアで初めて開催されるエキシビションであるインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(IPTL)は3日、シンガポールで行われ、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)や
P・ラフター(オーストラリア)、
S・ウィリアムズ(アメリカ)、
A・アガシ(アメリカ)擁するシンガポール・スラマーズと
R・フェデラー(スイス)、
G・モンフィス(フランス)、
F・サントロ(フランス)擁するインディアン・エースズが対戦した。
このエキシビションはフィリピンのマニラから始まり、シンガポール、インドのニューデリー、アラブ首長国連邦のドバイへと会場を移し、12月13日まで行われる。
シンガポール・スラマーズ対インディアン・エースズの対戦結果は以下の通り。
○シンガポール・スラマーズ vs.
●インディアン・エースズ 24-23
1.○S・ウィリアムズ vs
●
A・イバノビッチ(セルビア) 6-4
2.●S・ウィリアムズ/
B・ソアレス(ブラジル)組 vs
○
S・ミルザ(インド)/
R・ボパンナ(インド)組 3-6
3.●A・アガシ vs
○F・サントロ 2-6
4.○T・ベルディヒ vs
●G・モンフィス 6-2
5.○
L・ヒューイット(オーストラリア)/
N・キリオス(オーストラリア)組 vs
●G・モンフィス/ R・ボパンナ組 6-5
5試合終了時点で、獲得ゲーム数が両チーム同じだったため、5分間のシュートアウト方式(延長戦)が起用。ベルディヒとモンフィスが対戦し、ベルディヒが勝利して今までチームで全勝だったインディアン・エースズを下してチームに1勝をもたらした。
試合形式は男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの5試合を6ゲーム先取の1セットマッチで行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
試合に勝利したチームは4ポイントを獲得し、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが最も高いチームが優勝となる。
ルールはノーアドバンテージ、ゲームカウント5-5の場合はタイブレークでは無く、5分間のシュートアウト方式(延長戦)を採用し、5分後に多くポイントを獲得している選手の勝利となる。
また、パワーポイントというシステムが導入され、試合中にリターン側が宣言して行うものもので、次のポイントが2倍になるもの。各試合で1度使う事ができる。また試合中にタイムを要求する事もできる。
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