オフシーズンにアジアで初めて開催されるエキシビションであるインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(IPTL)は30日、フィリピンのマニラで行われ、
R・フェデラー(スイス)、
G・モンフィス(フランス)、
F・サントロ(フランス)擁するインディアン・エースズと、
M・チリッチ(クロアチア)や
G・イバニセビッチ(クロアチア)を擁するUAEロイヤルズが対戦した。
このエキシビションはフィリピンのマニラから始まり、シンガポール、インドのニューデリー、アラブ首長国連邦のドバイへと会場を移し、12月13日まで行われる。
インディアン・エースズ対UAEロイヤルズの対戦結果は以下の通り。
○インディアン・エースズ vs.
●UAEロイヤルズ 28-20
1.●
A・イバノビッチ(セルビア) vs
○
K・ムラデノヴィック(フランス) 4-6
2.○
S・ミルザ(インド)/
R・ボパンナ(インド)組 vs
●K・ムラデノヴィック/
N・ジモニッチ(セルビア)組 6-3
3.○R・ボパンナ/ G・モンフィス組 vs
●M・チリッチ/ N・ジモニッチ組 6-4
4.○G・モンフィス vs
●
M・ジャジーリ(チュニジア) 6-3
5.○F・サントロ vs
●G・イバニセビッチ 6-4
イバニセビッチを下したサントロはエキシビション3勝目をあげ、チームの勝利に貢献した。
サントロは2001年に記録した世界ランク17位が自己最高位でシングルス6勝、ダブルス24勝をあげている。
フォアハンド、バックハンド両手打ちという珍しいプレースタイルでマジシャンの異名を取るほどのテクニックを誇った。
このエキシビションの試合形式は男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの5試合を6ゲーム先取の1セットマッチで行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
試合に勝利したチームは4ポイントを獲得し、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが最も高いチームが優勝となる。
ルールはノーアドバンテージ、ゲームカウント5-5の場合はタイブレークでは無く、5分間のシュートアウト方式(延長戦)を採用し、5分後に多くポイントを獲得している選手の勝利となる。
また、パワーポイントというシステムが導入され、試合中にリターン側が宣言して行うものもので、次のポイントが2倍になるもの。各試合で1度使う事ができる。また試合中にタイムを要求する事もできる。
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