オフシーズンにアジアで初めて開催されるエキシビションであるインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(IPTL)は2日、シンガポールで行われ、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)や
P・ラフター(オーストラリア)、
S・ウィリアムズ(アメリカ)、
A・アガシ(アメリカ)擁するシンガポール・スラマーズと
A・マレー(英国)や
M・シャラポワ(ロシア)、
M・フィリプーシス(オーストラリア)を擁するマニラ・マーヴェリックスが対戦した。
このエキシビションはフィリピンのマニラから始まり、シンガポール、インドのニューデリー、アラブ首長国連邦のドバイへと会場を移し、12月13日まで行われる。
シンガポール・スラマーズ対マニラ・マーヴェリックスの対戦結果は以下の通り。
○シンガポール・スラマーズ vs.
●マニラ・マーヴェリックス 21-29
1.●A・アガシ vs
○M・フィリプーシス 3-6
2.●
L・ヒューイット(オーストラリア)/ T・ベルディヒ組 vs
○
TH・フェイ(フィリピン)/
JW・ツォンガ(フランス)組 4-6
3.●T・ベルディヒ vs
○JW・ツォンガ 5-6
4.●
N・キリオス(オーストラリア)/ S・ウィリアムズ組 vs
○
K・フリッペンス(ベルギー)/
D・ネスター(カナダ)組 3-6
5.○S・ウィリアムズ vs
●K・フリッペンス 6-5
シンガポール・スラマーズに所属する元王者アガシは、この日初めて試合に登場し、フィリプーシスと対戦した。現役時代、両者は8度対戦しており、対戦成績は6勝2敗とアガシがリードしていた。
両者が最後に対戦したのは2003年のウィンブルドン4回戦で、その時はアガシが接戦の末に敗れており、今回アガシはフィリプーシスにリベンジとはならなかった。
また、セリーナはフリッペンスに接戦の末に勝利をおさめるも、チームではセリーナの1勝のみで終わった。
試合形式は男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの5試合を6ゲーム先取の1セットマッチで行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
試合に勝利したチームは4ポイントを獲得し、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが最も高いチームが優勝となる。
ルールはノーアドバンテージ、ゲームカウント5-5の場合はタイブレークでは無く、5分間のシュートアウト方式(延長戦)を採用し、5分後に多くポイントを獲得している選手の勝利となる。
また、パワーポイントというシステムが導入され、試合中にリターン側が宣言して行うものもので、次のポイントが2倍になるもの。各試合で1度使う事ができる。また試合中にタイムを要求する事もできる。
■関連記事■
・元王者アガシが登場・サントロ3勝 チームに貢献・セリーナ 「雰囲気が大好き」・フィリプーシス 同胞対決制す・全豪OPの主催者推薦枠決まる
■関連動画■
・錦織が絶好調ジョコビッチと再戦!全米準決勝の再現なるか?・5年連続となる最終戦出場を果たしたベルディヒを特集!