オフシーズンにアジアで初めて開催されるエキシビションであるインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(IPTL)は4日、シンガポールで行われ、
A・マレー(英国)や
M・シャラポワ(ロシア)、
M・フィリプーシス(オーストラリア)を擁するマニラ・マーヴェリックスと
R・フェデラー(スイス)、
G・モンフィス(フランス)、
A・イバノビッチ(セルビア)擁するインディアン・エースズが対戦した。
このエキシビションはフィリピンのマニラから始まり、シンガポール、インドのニューデリー、アラブ首長国連邦のドバイへと会場を移し、12月13日まで行われる。
マニラ・マーヴェリックス対インディアン・エースズの対戦結果は以下の通り。
○マニラ・マーヴェリックス vs.
●インディアン・エースズ 25-20
1.○M・フィリプーシス vs
●
C・ピオリーヌ(フランス) 6-4
2.●
K・フリッペンス(ベルギー) vs
○A・イバノビッチ 2-6
3.○
D・ネスター(カナダ)/ K・フリッペンス組 vs
●
R・ボパンナ(インド)/
S・ミルザ(インド)組 6-2
4.○
TH・フェイ(フィリピン)/
JW・ツォンガ(フランス)組 vs
●R・ボパンナ/ G・モンフィス組 6-2
5.●JW・ツォンガ vs
○G・モンフィス 5-6
インディアン・エースズはこの試合からレジェンド・シングルスが
F・サントロ(フランス)からピオリーヌに変更。
サントロはこのエキシビション中好調で5戦全勝していたが、ピオリーヌは惜しくも黒星スタートとなった。
ピオリーヌは元世界ランク5位でシングルスでキャリア5勝をあげた。グランドスラムでは1993年全米オープン準優勝、1997年ウィンブルドン準優勝としており、いずれも
P・サンプラス(アメリカ)に敗れている。
インディアン・エースズはエキシビション開始から4連勝をあげるも前日は1ゲーム差で破れ、この日の試合はダブルスで勝利をあげる事ができなかったことが敗因につながった。
試合形式は男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの5試合を6ゲーム先取の1セットマッチで行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
試合に勝利したチームは4ポイントを獲得し、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが最も高いチームが優勝となる。
ルールはノーアドバンテージ、ゲームカウント5-5の場合はタイブレークでは無く、5分間のシュートアウト方式(延長戦)を採用し、5分後に多くポイントを獲得している選手の勝利となる。
また、パワーポイントというシステムが導入され、試合中にリターン側が宣言して行うもので、次のポイントが2倍になる。パワーポイントは各試合で1度使う事ができる。また試合中にタイムを要求する事もできる。
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