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24日からスタートする全仏オープン。現在、4連覇中のナダルは今週、マドリッド・マスターズに参戦しているが、マドリッドと全仏での優勝を「両立」できるか心配しているようだ。
というのもマドリッドは標高が高いため、ボールが飛びすぎる傾向にあるからだ。ナダルは「全仏の前には、マドリッド・マスターズではなくローマを組み込むべきだ。ローマならパリと標高が大体同じだからね。」と話している。
またマドリード・マスターズは今年から女子部門を併設したが、そのトーナメントのトップであるイオン・ティリアク氏の願い、つまり同大会を5大会目のグランドスラム大会にするという試みにもナダルは批判を述べた。
ナダルは「グランドスラム大会は4大会しかない。5大会ではない。マドリッドはすばらしい大会だが、伝統的にグランドスラムは4大会。それにマドリッドだけでなくローマやモンテカルロの大会も同様にすばらしいからね。」と簡単に四大大会の数を増やすことを批判した。
さらに、今回新設された会場「マジック・ボックス」のコートではサーフェスとして青色のブルー・クレーが使用されている。それについてR・フェデラー(スイス)はすでに不快感を表明しており、ナダルも同意見なようだ。「オレンジにすべきだね。青色には絶対に反対だ。」
「クレーの色は歴史的にオレンジ、赤であり、青ではない。テニスは単なるショー・ビジネスではなく、歴史・伝統をもった価値のあるもの。重要な歴史や伝統は尊重されるべきだ。」
またナダルは「施設はすばらしいけど、ちょっと無秩序な感じもする。またコートはイレギュラーバウンドが多い。」とも不満をもらした。
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