車いすテニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は23日、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
小田凱人が第3シードのM・デ・ラ・プエンテ(スペイン)を6-1, 6-1のストレートで破り、決勝に進出。大会連覇に王手をかけた。
>>シナー、ジョコビッチら全豪OP組合せ<<>>シフィオンテクvsキーズ 1ポイント速報<<>>サバレンカvsバドサ 1ポイント速報<<18歳の小田は昨年、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でタイトルを獲得したほか、9月に行われたパリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)では、シングルス史上最年少で金メダルに輝き、ダブルスでも銀メダルを獲得。さらに木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード)では大会2連覇を達成した。
今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク36位のA・パーカー(オーストラリア)を6-0, 6-3で、準々決勝では同14位の眞田卓を6-1, 6-0で下し4強入り。2試合で失ゲーム4という圧倒的なスコアを見せている。
準決勝の第1セット、小田は序盤4ゲームを連取し圧倒。第5ゲームで1度ブレークを返されるが、続く第6ゲームで3度目のブレークに成功し、先行する。第2セットに入っても小田は第1ゲームから4ゲームを奪うなど主導権を握り、1時間6分で快勝した。
決勝では第2シードの
A・ヒューエット(イギリス)と第4シードの
G・フェルナンデス(アルゼンチン)のどちらかと対戦する。
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