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苦節14年の遅咲きV「重荷だった」

キーズ
優勝を飾ったキーズ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、女子シングルス決勝が行われ、第19シードのM・キーズ(アメリカ)が第1シードのA・サバレンカを6-3, 2-6, 7-5のフルセットの激闘の末に破り、四大大会で初優勝を飾った。試合後の会見でキーズは若手の頃から期待されていたことについて「かなりの重荷だった」と語った。

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29歳で世界ランク14位のキーズが同大会に出場するのは2年ぶり11度目。最高成績は2015年と2022年に記録したベスト4となっていたが、今大会では1回戦で同84位のA・リー(アメリカ)、2回戦で予選勝者で同125位のE・ルセ(ルーマニア)、3回戦で第10シードのD・コリンズ(アメリカ)、4回戦で第6シードのE・ルバキナ(カザフスタン)、準々決勝で第28シードのE・スビトリナ(ウクライナ)、準決勝で第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を破り、準優勝となった2017年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来、四大大会で約7年4ヵ月ぶり2度目の決勝進出を果たした。

世界ランク1位で同大会2連覇中のサバレンカとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、キーズはアンフォーストエラーを13本犯したサバレンカから3度のブレークを奪い先行する。

第2セットは落とし追いつかれたキーズだったが、ファイナルセットではファーストサービス時に85パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず、リターンゲームでは第12ゲームで優勝を決めるブレークを果たし、2時間2分で四大大会初制覇を成し遂げた。

2011年の全米オープンで当時16歳で四大大会初出場を果たしたキーズ。ジュニア時代から天才少女として四大大会制覇を期待されながらもこれまで優勝できずにいたが、四大大会初出場から46大会目、苦節14年、30歳を迎える約3週間前に栄冠を掴み取った。

キーズは試合後の会見で心境を語った。

「このポジションに戻ってきて、あのようなプレーをし、このように力強く終えることができて、ただただ自分自身を本当に誇りに思う。この地点に戻れると、いつも信じていたわけではなかった。でもこれを成し遂げて勝つことができたのは、私にとってはかけがえのないことだ」

「かなり若い頃からグランドスラムで優勝しなければ人々の期待には応えられないと感じていた。それはかなりの重荷だった」

「私に自信をつけさせるためのものだったが、(四大大会で優勝できると言われ始めたのは)たぶん11歳か12歳くらいのころ」

「年を重ねるにつれて、もう少しで優勝できるところまで来たのに、それが叶わなかった。そしてキャリアの後半に差し掛かると『本当にそんなことが起こるのか?起こらなかったら、みんなが期待していたことを私は果たせなかった』という気持ちになる」

「その後、グランドスラムで優勝してもしなくても自分自身と自分のキャリアに誇りを持てるようになった。ついにグランドスラムで優勝しなくても大丈夫だと言えるようになった。いいキャリアを積んだとか、偉大なテニス選手として語られるに値するとか、そういう気持ちになる必要はなかった」

「ようやく、そういう内なる考えを手放したからこそ、実際に外に出て、本当にいいテニスをして、グランドスラムで優勝する能力が身についたような気がする」

周囲の期待に押しつぶされる寸前までいっていたキーズは、苦難を乗り越え、プレッシャーから解放さたことで遅咲きの花を見事に開花させた。

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