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ジョコに謝罪「冗談のつもりだった」

ジョコビッチ
ジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスで世界ランク7位のN・ジョコビッチ(セルビア)は、19日に行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)のシングルス4回戦後、通常行われるオンコートインタビューを拒否。会見でこれは自身やセルビアのファンを侮辱した地元放送局「チャンネル9」への怒りの抗議であったことを明かした。これを受け同局は20日、すぐに番組内で謝罪した。

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37歳のジョコビッチが同大会に出場するのは3年連続20度目。過去10度の優勝を誇っている。

ジョコビッチは大台となるツアー100度目のタイトル獲得と、四大大会で男女を通じて歴代単独1位となる25度目の優勝を狙い今大会を迎えると、順当に4回戦まで駒を進めた。

19日に行われた4回戦では第24シードのJ・レヘチカ(チェコ)と対戦し6-3, 6-4, 7-6 (7-4)のストレートで勝利。3年連続15度目のベスト8進出を果たした。

この試合後、ジョコビッチは通常行われるオンコートインタビューを拒否。インタビュアーを務める予定だった元世界ランク1位のJ・クーリアさんからマイクを借りると「今夜は来てくれてありがとう。応援に感謝している。また次の試合で会いましょう」とだけ述べコートを後にした。これには会場も騒然。一部のファンからはブーイングも起きた。

普段のオンコートインタビューでは、インタビュアーとのユーモラスなやり取りで観客を楽しませているジョコビッチがこのような態度を取るのは異例となったが、試合後の会見でこの行動の真意を説明。全豪オープンのオーストラリアの公式放送局であるチャンネル9に対する抗議であったと明かした。

「数日前、オーストラリアの公式放送局であるチャンネル9で働く有名なスポーツジャーナリストがセルビアのファンを馬鹿にし、僕に対して侮辱的で攻撃的なコメントをした。そしてそれ以来、彼は公の場で謝罪していない。チャンネル9も同様だ。彼らは公式放送局なので、僕はチャンネル9のインタビューには応じないことに決めた。ジム・クーリアにもオーストラリア国民にも恨みは何もない。チャンネル9が適切だと思う方法でこれを処理してほしい。(謝罪があるまでこの態度は続くか?)はい、その通りだ」

「もしオンコートインタビューに応じなかったことで罰金が科されるなら、それは構わない。僕はそれを受け入れる。なぜなら、これはやらなければならないことだと思っているからだ」

その後、ネット上ではチャンネル9の放送内でリポーターのトニー・ジョーンズ氏がセルビアの応援団の前で「ノヴァーク・ジョコビッチのファンが大声で応援しているのが見える。応援は実に並外れている。ノヴァークは過大評価されている。ノヴァーク、彼を追い出せ。彼らに僕の声が聞こえなくてよかった」と発言している動画が拡散された。

これを受け同局は一夜明けた20日、番組内でジョーンズ氏のインタビューを放送。ジョーンズ氏は謝罪の言葉を述べた。

「私は冗談のつもりでしたが、テニス・オーストラリアを通じてジョコビッチ陣営がこのコメントに不満を持っていることを知りました」

「私はすぐにジョコビッチ陣営に連絡し、私が引き起こしたあらゆる無礼に対して謝罪しました。これは48時間前のことです」

「そして今ここに立っている私は、ノヴァークへの謝罪を堅持します。この無礼は様々な意味でセルビアのファンにも及んだと言うべきです」

「私は7年間ここにいて、セルビアのファンと良い関係を築いてきました。彼らは国旗を持ってここに来て、とてもカラフルで情熱的な雰囲気を醸し出し、冗談を言い合っていたので、私がしていたことはその冗談の延長だと思っていました。しかし明らかに、そのようには解釈されませんでした。そのためセルビアのファンをがっかりさせてしまいました。今、私はトラブルから逃れるためにこれを言っているのではありません。私は本当にファンに申し訳なく思っています」

ジョコビッチは準々決勝で第3シードのC・アルカラス(スペイン)と対戦する。大一番を前にコート外での問題はこれで収束するだろうか。

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