男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間10日(現地9日)、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)が予選勝者で世界ランク144位の
D・ガラン(コロンビア)に6-1, 6-1のストレートで完勝し2年連続3度目の3回戦進出を果たすとともに、2連覇に向け好発進を切った。
>>【賞金一覧】シナーら出場 シンシナティOP<<>>シナー、アルカラスら シンシナティOP組合せ<<23歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは5年連続5度目。昨年大会では優勝を飾っている。
今大会はシード勢が1回戦免除のためシナーは2回戦が初戦となった。
29歳のガランとの顔合わせとなったこの日の2回戦、シナーはサービス時にわずか6ポイント(うち3ポイントは自身のダブルフォルト)しか失わずにキープを続けると、リターンゲームでは5度のブレークに成功。試合を通じて17本のウィナーを決めるとともに、アンフォーストエラーは4本に抑え59分で完勝した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載している。
「試合はいつも練習とは違うので、今日はどんな結果になるか全く予想がつかなかった。でもとても嬉しい。ここでプレーするのは簡単ではない。ボールが飛んでくる。この大会で勝ち進むには、サーブを非常に正確に打つだけでなく、良いペースも必要なんだ」
「今日は自分が狙った場所にサーブを打てたと感じている。まだ改善の余地はあるが、初戦としてはこれ以上望むものはない。ここに戻ってこられてとても嬉しい。観客の皆さんも素晴らしい」
2014年と2015年に元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)が成し遂げて以来の同大会2連覇に向け好発進を切ったシナーは、3回戦で第30シードの
G・ディアロ(カナダ)と対戦する。ディアロは2回戦で世界ランク43位の
S・バエス(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
■関連ニュース
・大坂 なおみは「本当に危険」・大坂 なおみ 準Vで涙、スピーチは15秒・伊藤 あおいは「闘志のある選手」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング