女子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は日本時間10日(現地9日)、シングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク94位の
伊藤あおいが第27シードの
A・パブリュチェンコワを6-1, 4-6, 6-4のフルセットの激闘の末に破り、WTA1000の大会で2大会連続となる3回戦進出を果たした。
>>伊藤 あおいvsパブリュチェンコワ 1ポイント速報・結果<<>>【賞金】伊藤あおい 3回戦進出でいくら稼いだ?<<>>伊藤あおい、サバレンカら シンシナティOP組合せ<<21歳の伊藤は先月から今月にかけて行われたナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)で予選を突破し本戦3回戦に進出。
初出場となった今大会でも、予選2試合を勝ち抜き本戦入りを決め、1回戦で世界ランク66位の
E・ルセ(ルーマニア)を下し2回戦に駒を進めた。
34歳で世界ランク33位のパブリュチェンコワとの顔合わせとなった2回戦の第1セット、伊藤は序盤から2度のブレークを果たし4ゲームを連取すると、このリードを守り先行する。
しかし第2セット、第1セットとは逆に伊藤は開始から4ゲームを相手に奪われる。第5ゲームから4ゲームを奪い返し1度は追いついた伊藤だったが、第9ゲームでこのセット3度目のブレークを許すと1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、伊藤は第3ゲームで先にブレークを奪われ苦しい展開となるも、直後の第4ゲームでブレークバックに成功。さらに第6ゲームでもブレークを奪った伊藤はフルセットの激闘を制し、WTA1000の大会で2大会連続となる3回戦進出を決めた。
勝利した伊藤は3回戦で第6シードの
M・キーズ(アメリカ)と世界ランク62位の
E・リス(ドイツ)の勝者と対戦する。
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