アシックス(ASICS)は今月10日より、横方向への動きや接地時の安定性と快適性を追求したテニスシューズの最新作「GEL-RESOLUTION X(ゲルレゾリューションX)」を発売。17日からは全国のスポーツ用品店などで順次販売している。また、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)が行われているメルボルンにあるメルボルン大学では10日、世界各国のインフルエンサーやメディアが集まり、新テニスシューズのレビューが行われた。tennis365.netはその体験会やメルボルンにある「アシックスハウス」に潜入。どのような取り組みが行われているのかその一端を紹介する。
>>「GEL-RESOLUTION X」商品詳細はこちら<<>>ジョコビッチら集結!豪華アシックステニスサミットの様子<<メルボルン中心街から車で約15分ほどにあるメルボルン大学で今月10日、新作テニスシューズ「GEL-RESOLUTION X」の体験会が行われた。体験会には世界各国のインフルエンサーやメディアが約70名参加。サービススピードの計測やベースラインからのストロークによるターゲットショット(的当て)セッションが行われた。
ターゲットショットセッション
ターゲットショットセッション
日本からはインフルエンサー2名が参加。インスタグラムで約6.3万人のフォロワーを持つ
小村拓也さんはターゲットセッションで参加者最高のポイントを獲得した。「GEL-RESOLUTION X」について印象を聞くと「履いた瞬間は従来のモデルよりも足首周りの素材が柔らかく感じ、履き心地が良くなったように感じました。特に印象的だったのは左右の動きに対しての安定性が、より強化されているところでした。安定性の向上によって、切り返しの動きがスムーズに感じました」とコメント。
>>小村拓也さんインスタグラム<<小村拓也さん
また、インスタグラムで約2.3万人フォロワーの髙橋菜々さんは「履き心地が良く、安定感も抜群で、蹴り出しがとてもスムーズでした。また、ストロークの左右の切り返しや、急な動きの切り替えがとてもスムーズにできると感じました。テニスでは足の動きが重要だと思っているので、頼もしい味方が増えたような気分です!」とテニスにおけるシューズの重要性を語った。
>>髙橋菜々さんインスタグラム<<>>髙橋菜々さんX(旧Twitter)<<髙橋菜々さん
「GEL-RESOLUTION」シリーズは、ベースライン付近で左右に動くことが多く、力強いフットワークや安定性を必要とするプレーヤーに向けたシューズ。2007年に最初のモデルを発売し、今回が10代目となる。「Stability(安定性)」と「Comfort(快適性)」の両立を目指したことが特徴で、ユーザーテスト、サイエンス、イノベーション、サステナビリティの4つの構成要素からなる独自の設計思想「ASICS Design Philosophy(アシックスデザインフィロソフィー)」に従い、身体と心の両方にとって優れた構造設計を目指した。
また、アシックスは
N・ジョコビッチ(セルビア)とのシューズ契約や10年間にわたり
A・デ ミノー(オーストラリア)とパートナーシップを築くなど多くの選手のシューズやウエアを提供。全豪オープン直前には
L・ムセッティ(イタリア)との複数年に及ぶアドバイザリースタッフの契約も発表した。
その全豪オープン前からは、会場となるメルボルンパークの近くで一軒家を借り「アシックスハウス」を運営。大会期間中に選手が着用するウエアの受け渡しや着心地・履き心地などの感想のヒアリング、プロモーション用の写真撮影などができる専用スタジオを開いている。
「アシックスハウス」見た目は普通の一軒家
「アシックスハウス」入口
室内の様子
「アシックスハウス」にはシューズなどの開発者や選手とやり取りをするスタッフ、そして選手やその関係者がひっきりなしに行き来し、四大大会特有の空間が広がっている。このような“ハウス”は一般には解放されておらず、関係者のみの独自の世界だ。
選手はここでウエア・シューズなどを受け取り、全豪オープンへと臨む。
「アシックスハウス」中庭
「アシックスハウス」中庭
テニス観戦の際には、選手の足元やウエアにも注目してみてみるのも普段とは違った体験になるだろう。
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