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フェデラーが2009年の再起を語る

月曜日に行われた、全米オープン決勝でA・マレー(英国)を破り、オープン化以降初となる大会5連覇を成し遂げたR・フェデラー(スイス)が、2009年シーズンの巻き返しについて、早くも語った。

27歳になるフェデラーは、今季はすでにシーズンを通して12敗を喫しており(2007年は8敗)、世界ランク1位の座をR・ナダル(スペイン)に明け渡しただけでなく、全豪オープンでは準決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)に、全仏オープンとウィンブルドンの決勝では、ナダルに敗れていた。

しかし、全米オープンでは、準決勝でジョコビッチにリベンジを果たし、決勝では初めてグランドスラムの決勝に進出したマレーを圧倒し、かつての勢いを取り戻しつつある。

「グランドスラムでベスト4と3回の決勝進出で終わっていたら、とても残念なシーズンと言わざるを得なかった。1年を無駄にしたと言っても過言ではない。手が届きそうで、まったく届かないんだ。なぜなら、準決勝や決勝進出は、僕のキャリアではそんなに意味がないことだからね。勝利することが全てなんだ。だから、今回の優勝は格別なのは、疑いのないことだよ。」

今シーズンのターニングポイントは、S・ワウリンカ(スイス)とのペアで出場した、北京五輪での金メダル獲得であったとも、フェデラーは言及した。2004年から負け知らずの全米オープンに戻ってくるにあたり、その勝利は、彼のテニスに対する迷いを取り除いてくれたと、彼は信じている。

「オリンピックの金メダリストとしての喜びとともにニューヨークに来た。それが大きな違いをもたらしてくれたと思う。もし、オリンピックでダブルスに出場していなかったら、ここには苦しい3つの敗戦と共に来ることになっていた。だけど、オリンピックの金メダルは、僕にその敗戦を忘れさせてくれて、この大会を楽しむことに専念させてくれた。」

さらにフェデラーは、6連覇達成を阻まれた、あの歴史に残る激戦であったウィンブルドンの決勝を含む、グランドスラムでの敗戦のショックは残っていたことも強調した。

「僕は自分の成績に誇りを持っているけど、今年の夏はきついものだった。全仏での敗戦は容赦ないものだったと思う。だけど、芝のシーズンになり、調子を取り戻したところで、本当につらい敗戦があった。あの試合に参加していたのは誇りに思うけど。」

2002年以来にグランドスラムタイトルなしでシーズンを終えるかと思われたフェデラーだったが、2つのメジャー大会で5連覇を達成した最初のプレイヤーになった。

「僕はいつでも前向きさ。負けるべきではない多くの敗戦を、今季は喫してきて、とても苦しかった。だけど今は、5つめの全米のタイトルを手にしたことは、僕にとってすごく意味のあるものだ。ファンや観客のみんなには、すごく感謝している。」

連続世界ランク1位の在位記録を、237週で終えたフェデラーは、今回の優勝が特別に重要だと認めた。

「ナンバー1ランキングを失ってからの復活なんて、最高のシナリオだね。」と、フェデラーは語った。

(2008年9月10日22時55分)
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