テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で3日に行われた女子シングルスの2回戦で第28シードの
D・ヤストレンスカ(ウクライナ)が元ロシア国籍で世界ランク70位の
V・グラシェバ(フランス)との対戦後に握手を拒否したことについて波紋が広がっている。
>>【動画】ヤストレンスカ 元ロシア国籍のグラシェバと握手拒否<<>>シフィオンテクら ウィンブルドン組合せ<<3日行われたこの試合はヤストレンスカが第1セットを落としたものの逆転し、2時間35分の激闘の末に3-6, 6-4, 7-6 (10-5)で3回戦進出を決めた。
好ゲームとなったこの試合だったが試合後、健闘を称え握手をしようとしたグラシェバに対しヤストレンスカは握手を拒否。ラケットでタッチを交わし挨拶をした。
テニス界ではロシアのウクライナ侵攻発生後、ウクライナの選手がロシアとベラルーシ国籍の選手と握手をしないことが暗黙のルールとして広まった。女子テニス協会のWTAも昨年、この件について理解を求めるよう声明を出している。
グラシェバは昨年、国籍をロシアからフランスに変更しているが、今回の試合でヤストレンスカは握手を拒否した。
これに対しSNS上では「グラシェバは今やフランス代表なのになぜ握手できないのか」「生まれた場所を変えることはできないし、国籍を変えたのにロシアの選手はこれ以上何ができるのか」などとヤストレンスカに批判の声が上がった。
一部ではヤストレンスカが体調不良であったため握手をしなかったのではないかとの声も上がっているが、両者は今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で対戦した際も握手をしていない。
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