テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク90位の
西岡良仁はラッキールーザーで本戦入りした同58位の
G・ペリカー(フランス)に4-6, 1-6, 2-6のストレートで敗れ、大会初の3回戦進出とはならなかった。
>>西岡 良仁vsペリカー 1ポイント速報・結果<<>>西岡 良仁、ジョコビッチら ウィンブルドン組合せ<<28歳の西岡は前週のロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)で予選を勝ち抜き本戦入りすると今季ツアー初の8強入り。ウィンブルドン出場は6大会連続8度目であるが本戦での勝利は2021年のみとなっている。
それでも今大会、1回戦で世界ランク50位の
N・ボルジェス(ポルトガル)を6-2, 7-6 (8-6), 2-6, 6-3で破り、2021年以来3年ぶり2度目の初戦突破を決めた。
そして2回戦の第1セット、強烈なサーブに苦しむ西岡はブレークチャンスを握れず。自身は第8ゲームで1度のブレークポイントを凌ぐも第9ゲーム、30-0の場面からフォアハンドウィナーを決められるなどしブレークポイントを握られると最後は自身のショットがネットにかかりブレークを許して先行される。
続く第2セット、第1ゲーム開始からペリカーのダブルフォルトが続きブレークチャンスを得た西岡だが活かせず。直後の第2ゲームで先にブレークを許す。その後、第6ゲームで2度目のブレークを奪われ、セットカウント0-2と後がなくなる。
第3セット、ペリカーのサービスゲームでチャンスを掴めない西岡は2度のブレークを許し1時間11分で力尽きた。この試合、西岡は身長203㎝のペリカーに27本のサービスエースを許すこととなった。
勝利したペリカーは3回戦で第11シードの
S・チチパス(ギリシャ)と世界ランク87位の
E・ルースブオリ(フィンランド)のどちらかと対戦する。
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