テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、男子シングルス3回戦が行われ、第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク42位の
C・ノリー(イギリス)を6-4, 6-4, 7-6 (17-15)のストレートで下し、3年ぶり3度目のベスト16進出を果たした。この試合でズベレフは、あわや大怪我にもなりかねない転倒をしている。
>>アルカラス、シナー、ジョコビッチら ウィンブルドン組合せ<<世界ランク4位で27歳のズベレフが同大会に出場するのは2年連続8度目。2017年と2021年の16強入りが最高成績となっている。
今大会は1回戦で世界ランク64位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)、2回戦で同46位の
M・ギロン(アメリカ)を下し3回戦に駒を進めた。
迎えた3回戦の第1セット、ズベレフはファーストサービス時に80パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを許さず、リターンゲームでは第7ゲームでブレークを奪い幸先良く先行する。
しかし第2セット、第5ゲームの1ポイント目でズベレフは激しく転倒し膝を負傷。その場から立ち上がることができず、そのままその場で治療を受けた。治療後、ようやく立ち上がることができたズベレフはプレーを再開。するとこのセットは第9ゲームでブレークに成功し2セットアップとする。
第2セット終了後に負傷した膝にテーピングを施したズベレフだったが、その後の第3セットで動きに大きな影響はなく、両者キープを続け突入したタイブレークを接戦の末にものにし、2時間31分でベスト16進出を果たした。
なお、試合後の会見でズベレフは負傷した膝について、痛みはあるとしたものの「それほど深刻なものではないと思う」と語っている。
勝利したズベレフは4回戦で第13シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは3回戦で第24シードの
A・タビロ(チリ)を7-6 (7-3), 6-3, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第5シードの
D・メドベージェフ、第14シードの
B・シェルトン(アメリカ)、第15シードの
H・ルーネ(デンマーク)らが16強に駒を進めた。
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