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西岡良仁「下の世代が上がってない」

西岡良仁
西岡良仁(2025年)
画像提供: tennis365.net
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は12日、男子シングルス予選1回戦が行われ、予選第8シードの西岡良仁が世界ランク222位のN・ファティッチ(ボスニア)に6-1, 6-2のストレートで完勝し、同大会の予選では11年ぶりの白星を挙げるとともに、予選2回戦進出を果たした。試合後、西岡は現在の日本男子テニス界の現状について言及した。

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予選は12日から行われ、3試合に勝利すると18日に開幕する本戦に出場することができる。

30歳で世界ランク116位の西岡が同大会の予選に出場するのは、初出場となった2015年以来、11年ぶりとなる。なお、同大会での最高成績は2023年のベスト16となっている。

31歳のファティッチとの顔合わせとなった予選1回戦、西岡はアンフォーストエラーを13本に抑えた一方、22本のウィナーを記録。試合を通じて安定したプレーを披露し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは5度のブレークを奪い1時間2分で完勝した。

西岡は試合後、予選1回戦を振り返った。

「いい出だしだったと思います。展開的には結構ゆったりした選手だったのもあって、組み立てとしては結構やりやすかったかなと思います」

「最初、予選1回戦が久々すぎて(5セットマッチ用に)ウエア5枚必要だなと思って準備してて、そういえば3セットだったわってなりました」

「グランドスラムイコール5セットの感覚でいたので、また新鮮な感じではありました」

「気持ち的に変化とかはないですけど、もちろん上がらないといけないだろうなっていうのは若干あります。もちろん相手も弱いわけではないので、いろいろと試練っぽいのは来るんでしょうけど、ちゃんとやって自分が上がる必要性は結構あるとは思うので、そこのプレッシャーは若干多分出てくると思います」

今大会は西岡を含め日本勢の男子では世界ランク147位の島袋将、同161位の綿貫陽介、同200位の坂本怜、同238位の錦織圭の5選手が予選からの出場となっており、本戦からの出場となっている同110位の望月慎太郎も世界ランキングを落としたことで、日本勢に世界ランキングでトップ100の選手がいない現状についても西岡は言及した。

「圭くんも僕も年齢的にはもうベテランになってはいるので、どちらかというと下の世代が上がってないところが問題点だと思っています」

「(日本勢で)本来入れるであろう選手たちも結構消えちゃったみたいなところもあって、レベルが落ちたってことは多分ないと思うんですけど、試合の回り方だったりとか、ポイントの取り方みたいなスケジューリングだったりもそうですし、そういうところでミスが多かったのか、単純に勝てなかったのか、みんなを見てないのでわからないですけど、ランキングがあまりみんな上がらなかったのは正直ちょっと残念ではあります」

「慎太郎も100位からまた落ちちゃって全員今100位からは消えたので、ここは日本人の踏ん張りどころなシーズンになる気はします」

「主戦場がみんなチャレンジャーになってしまうので、どうしても100位を切った後のキープがすごい難しくて、チャレンジャーで点を稼いで100位をキープするみたいな展開を作ってしまうと試合数が増えて、なおかつチャレンジャーで勝たないといけないみたいなループに入っちゃうので、ここがもったいないゾーンだと思います」

「綿貫とか島袋とか、もちろんいいテニスしますし、みんな上振れた瞬間のパワーってすごい良いものを持っているんですが、彼らはこれをたまにできるけど継続性がないので、アベレージが50くらいしか出せないみたいになってしまいます」

「たまに上振れた瞬間に120出るので、ツアーの選手たちに勝つ瞬間が出るみたいな。でも、アベレージに戻ると、その他の選手たちと同じぐらいのアベレージでテニスをしちゃうので、このアベレージが60、70とか出せるようになってくれば、多分勝率はもっと上がるんでしょうし、ランキングももっともっと上がるはずです」

36歳で元世界ランク4位の錦織、30歳で元世界ランク24位の西岡。ここに続く選手の誕生が日本の男子テニス界には必要となってくる。

なお、勝利した西岡は予選2回戦で世界ランク180位のJ・エンゲル(ドイツ)と同209位のG・ロフハーゲン(イギリス)の勝者と対戦する。

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