テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、男子シングルス3回戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク47位の
A・ポピリン(オーストラリア)を4-6, 6-3, 6-4, 7-6 (7-3)の逆転で破り、4年連続16度目のベスト16進出を果たした。この試合、ジョコビッチはウィンブルドンで史上6人目となる通算1000本以上のサービスエースを記録した。
>>シナー、ジョコビッチら ウィンブルドン組合せ<<>>ガウフ、ルバキナら ウィンブルドン組合せ<<37歳のジョコビッチは先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で右ひざを負傷し準々決勝を前に棄権すると、その後手術を敢行。
ウィンブルドン出場は危ぶまれていたが参戦を決め、1回戦で世界ランク123位のV・コプリバ(チェコ)、2回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク277位のJ・ファーンリー(イギリス)を下し3回戦進出を決めた。
この日、ジョコビッチは53本、ポピリンは52本のウィナーを記録し大きな差は付かず。しかし、31本のアンフォーストエラーを犯したポピリンに対し18本に抑えたジョコビッチは先行こそ許したものの、その後の3セットを連取し3時間5分で勝利した。
逆転勝ちを収めたジョコビッチはオンコートインタビューで次のようにコメントした。
「またも厳しい試合だった。今日コート上で彼(ポピリン)が見せたプレーは、予想外のものだった。あのサーブと力強いフォアハンドがあれば、どんなサーフェスでも危険な選手だ。数試合プレーを見て、調子が良いことは分かっていたし、勝てると信じてコートに出てくるだろうと思った。第1セットでは彼の方が優れていたけど、その後は僕がステップアップした。第2セットと第3セットは本当にいいプレーをしたと思う。第4セットはどっちが取ってもおかしくなかったよ」
なお、この試合でジョコビッチは19本のサービスエースを決めており、ウィンブルドン通算1000本以上を記録。
R・フェデラー(スイス)、
G・イバニセビッチ(クロアチア)、
P・サンプラス(アメリカ)、
J・イズナー(アメリカ)、
I・カルロビッチ(クロアチア)に次ぐ史上6人目の選手となった。
勝利したジョコビッチは4回戦、第15シードで世界ランク15位の
H・ルーネ(デンマーク)と対戦する。ルーネは3回戦で同220位の
Q・アリス(フランス)を1-6, 6-7 (4-7), 6-4, 7-6 (7-4), 6-1の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第5シードの
D・メドベージェフ、第14シードの
B・シェルトン(アメリカ)らが16強に駒を進めた。
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