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望月に逆転勝ち「彼は実に大胆」

ステファノス・チチパス
(左から)望月とチチパス
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、男子シングルス1回戦が行われ、第31シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク112位の望月慎太郎を4-6, 6-3, 6-2, 6-2の逆転で破り、2024年以来2年ぶり7度目の初戦突破を果たした。

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27歳で自己最高世界ランク3位を誇るチチパスは現在世界ランク35位。昨年は1回戦でA・ミケルセン(アメリカ)に敗れていた。

今年の1回戦、第7ゲームで先にブレークを許したチチパスはその後も挽回できず第1セットを落とす。それでも、全豪オープンでは2021年と2022年にベスト4、2023年には準優勝を果たしている実力者は、第2セット以降で計5度のブレークに成功。2時間57分で逆転勝ちをおさめた。

試合後の会見でチチパスは「試合終盤にかけて調子が上がり、本調子になってきたことを示せた。ほとんどのショットに自信を持って打てたし、得意なストロークを中心にゲームを展開しようとした。序盤はなぜうまくいかないのかはっきり分からなかった。少しイライラしたし、自分の中で混乱もあった。試合中に少し緊張を緩めたのも良かったと思う。そのことでショットの深さを出しやすくなった気がする」とコメント。

「ストリングを少し緩めて、より自由な深さを生み出し、強く振らなくても済むようにしたんだ。それは実際に効果があった。前に出る動きがスムーズになり、ボールの感触を掴みやすくなった。細かい調整だけど、正直言って、確かに良かった」

また、鋭いバックハンドやネットプレーを得意とする望月に関しては以下のように評した。

「ツアーで彼のような選手と対戦する機会はそう多くない。彼の最大の武器はバックハンドだ。ネットに詰めること。そしてバックハンドを中心に多くのポイントを構築しているのが分かる。彼は実に大胆だね。ツアーでも大きな体躯の選手ではないが、スピードがあり、ネットに詰める大胆なテニスをする。実際、彼にとっては良い選択だと思う。ポイントを取る良い方法だからね。彼の最大の強みは安定感で、僕にプレーの余地をほとんど与えなかった。第1セットではそれが特に顕著だった。彼は常に僕を締め付け、自分のプレーをさせなかった。簡単ではなかったけど、僕は自信を持っていた。なぜなら、良いフォアハンドを打てるし、コートを広げられるし、良いサーブを持っているからだ。問題は、それらをどう組み合わせてポイントやゲーム、ひいてはセットを奪うかだった。第1セットの終盤からは、彼にどれだけ食らいつき続けられるか、それが大事だったよ」

勝利したチチパスは2回戦で世界ランク24位のT・マハツ(チェコ)と対戦する。マハツは1回戦で同45位のG・ディミトロフ(ブルガリア)を下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのJ・シナー(イタリア)、第5シードのL・ムセッティ(イタリア)、第8シードのB・シェルトン(アメリカ)、第9シードのT・フリッツ(アメリカ)、第15シードのK・ハチャノフ、第16シードのJ・メンシク(チェコ)らが初戦を突破した。

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