大声援も及ばず全仏初戦敗退

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初戦で敗れたレスティエンヌ
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、同大会のシングルス初出場で世界ランク70位のC・レスティエンヌ(フランス)は第11シードのK・ハチャノフに6-3, 6-1, 2-6, 1-6, 3-6の逆転フルセットで敗れ、初戦突破とはならなかった。

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31歳のレスティエンヌは今季、1月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)で4強入り。グランドスラム初出場となった全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では初戦突破を果たしたものの2回戦で敗れた。

その後はなかなか勝利を挙げれず、ツアー大会7連敗を喫して全仏オープンに臨んだ。観客の後押しを受けるレスティエンヌは1回戦、世界ランク11位のハチャノフと激突。第1セットでは第4ゲームで先にブレークするも直後の第5ゲームでブレークバックを許す。それでも終盤で3ゲームを連取し、先行する。

続く第2セット、レスティエンヌは第1ゲームでいきなりブレークに成功。ファーストサービスが入ったときに82パーセントの確率でポイントを獲得し1度もブレークチャンスを与えず。ハチャノフに1ゲームしか取られることなく2セットアップとする。

しかし第3セット、足を気にするレスティエンヌはメディカルタイムアウトを取り治療。互いにサービスキープし迎えた第5ゲームでブレークを許すとそのまま5ゲームを連取され、セットカウント2-1と追い上げられる。

第4セット、互いに1度ずつブレークをすると第3ゲーム、ブレークポイントを握られるも凌ぎ続けたレスティエンヌだったが、ハチャノフに5度目をものにされる。結果的にそのゲームから5ゲームを連取され、2セットオールに追いつかれる。

迎えたファイナルセット、ハチャノフに先にブレークを許すも第3ゲームでブレークバックに成功。第6ゲームでは3度のブレークポイントを守り切りサービスキープするもリターンゲームではチャンスを掴めず。観客の声援を味方にプレーを続けるも第8ゲームで2度目のブレークを許し、3時間41分で力尽きた。

勝利したハチャノフは2回戦で予選を勝ち上がった世界ランク113位のR・アルボット(モルドバ)と対戦する。アルボットは1回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する同329位のP・キプソン(アメリカ)を6-3, 6-2, 4-6, 6-1で下しての勝ち上がり。

同日には第13シードのH・フルカチュ(ポーランド)、世界ランク39位のT・フリークスポール(オランダ)、ワイルドカードで出場する同108位のT・コキナキス(オーストラリア)が2回戦に駒を進めている。

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(2023年5月28日22時58分)
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