男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は大会初日の23日、シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち抜きマスターズの本戦初出場を果たした世界ランク124位の
西岡良仁(日本)がラッキールーザーで出場権を獲得した同152位のの
J・ドナルドソン(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで下し、初戦突破を果たした。
>>マイアミ・オープン 全体対戦表<<この試合、ファーストサービスが入った時に92パーセントの確率でポイントを獲得した西岡はドナルドソンに1度もブレークチャンスを与えず、2度のブレークに成功して1時間5分で勝利した。
西岡は2月のメンフィス・オープンでもドナルドソンを下しており、対戦成績を2勝0敗とした。
今シーズン、主催者推薦枠を獲得して初出場を果たした1月の全豪オープンでは
P・クエバス(ウルグアイ)に敗れて初戦敗退。しかし、2月のメンフィス・オープンでは予選から勝ち上がり、自身2度目のツアー大会ベスト8進出を果たした。
マスターズ大会の予選に6度目の挑戦で初めて出場権を獲得した西岡は本戦初出場で初勝利を手にした。2回戦では第21シードの
F・ロペス(スペイン)と対戦する。両者は今回が初対戦となる。
今大会のシード勢は、第1シードに
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードに
A・マレー(英国)、第3シードに
R・フェデラー(スイス)、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードに
R・ナダル(スペイン)、第6シードに
錦織圭(日本)となっており、シード勢は1回戦免除で2回戦からの登場。
錦織は初戦となる2回戦で世界ランク58位の
L・ロソル(チェコ共和国)か同107位の
PH・エルベール(フランス)と対戦する。
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