テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は4日、女子シングルス3回戦が行われ、昨年覇者で第2シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)は第28シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)に6-3, 5-7, 4-6の逆転で敗れ、ベスト16入りと大会2連覇を逃した。
この試合、第1セットは持ち味の強打でクヴィトバが先取するも、第2セットの第12ゲームで粘るヤンコビッチに屈してセットカウント1-1とする。第2セットを落としてからは失速し、第3セットの第10ゲームでブレークを許して3回戦敗退となった。
今大会では1回戦で
K・ベルテンス(オランダ)、2回戦で
奈良くるみ(日本)を下して3回戦へ駒を進めていた。
現在25歳のクヴィトバは、2011年のウィンブルドンでグランドスラム初優勝を飾り、昨年は決勝で
E・ブシャール(カナダ)を圧倒して2度目のタイトルを獲得した。
一方、クヴィトバを破る番狂わせを起こした30歳のヤンコビッチは元世界ランク1位の実力者で、2008年の全米オープンでは決勝進出を果たしている。今回のウィンブルドン4回戦進出は5度目となった。
大会初のベスト8進出かけてヤンコビッチは、第13シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)と4回戦で対戦する。ラドワンスカは2012年のウィンブルドン・ファイナリストである。
>>ウィンブルドン対戦表<<
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